Employee Interviews

サプライチェーンの
その先にいる患者さんの
想いを大切に
して

サプライチェーンスタッフ
岩間 愛美
MEGUMI IWAMA
サプライチェーン本部
サプライチェーン管理部 第二グループ
2019年|地球総合工学科 船舶海洋コース 卒
  1. INTERVIEW

    第一三共への入社理由

    こんな先輩たちと一緒に働いてみたい。そう思ったことが入社の決め手となった。

    幼い頃から、大人になったら人の健康に関わるような仕事をしてみたいと漠然と思っていました。就職活動を始めて、その気持ちを改めて思い出したことが製薬業界を志望したきっかけです。また、製薬業界以外の会社も幅広く訪問しましたが、ある会社の面接をきっかけに会社選びの考え方が変化しました。その時の面接官の方から「君の場合、そのままのキャラクターを活かせる会社に行ったほうがよいと思います」とアドバイスされたのです。そこで、「自分らしさを受け入れてもらえるかどうか」を基準に考えるようになりました。その会社で一生働くのであれば、とても長い時間を過ごす居場所になるので、自分らしく働けることがなによりも大切だと思ったのです。そうして最終的に選んだのが第一三共でした。選考の中で会った先輩社員たちがしっかりとした信念を持ちながらも温かく穏やかな印象で、この人たちと一緒に働いてみたいと強く思ったことが入社の決め手となりました。

  2. INTERVIEW

    現在の仕事内容

    医薬品を安定的に患者さんに届けるためにグローバルなサプライチェーンを管理する。

    入社以来ずっとサプライチェーンの管理に携わっています。中国やブラジルにあるグループ会社の需給調整、海外の製造委託先との生産調整が主な仕事です。私たちのミッションは、高品質な医薬品を安定的に患者さんに届けること。ある意味「当たり前のことを当たり前にする」部門であるわけですが、その当たり前を守ることは容易ではありません。新製品の上市や需要が急増した時には、製造や営業、品質管理など社内の関連部署と調整しながら早急な対応が求められます。さらに最近では世界的な混乱が相次ぎ、グローバルなサプライチェーンを安定的に確保することが難しい状況です。どんな突発的な課題にも応じられるよう、普段からグループ内外や製造委託先とのコミュニケーションと信頼関係の構築に努めています。また、課題に直面した際には諦めない姿勢も大切。サプライチェーンの先にいる患者さんたちのことを常に思いながら仕事に取り組んでいます。

  3. INTERVIEW

    忘れられない仕事のエピソード

    上海ロックダウンによる緊急事態。
    グローバルなチームワークで危機を乗り越えた。

    最近で印象に残っている出来事は、コロナ禍による中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)です。物流機能が麻痺してしまい、中国での在庫が払底し、第一三共の医薬品が供給できなくなる可能性が発生したのです。中国での輸入がストップするばかりでなく、現地工場での製造も停止するという状況。グループ会社の担当者と連絡を取り合って在庫と出荷状況の確認を行うとともに、緊急的に中国に輸出する物流ルートを模索し続けました。結果的には約2か月にわたってサプライチェーンがストップしてしまいましたが、現地工場が緊急体制で製造を再開したこともあり、ぎりぎり欠品を起こすことなく乗り切ることができました。この危機的な状況の中、現地の担当者たちとリモート会議などで頻繁にやりとりし、どんなことがあっても第一三共の製品を患者さんに届けようというグローバルなチームワークを体感できたことも貴重な経験でした。

CHALLENGE

次なる挑戦

私は現在妊娠中でもうじき産休・育休に入ります。そんなタイミングもあって、これからの働き方やキャリアプランを改めて考えている最中です。復帰後の働き方はまだはっきりとは考えていませんが、どのような環境においても自分なりに最大限のアウトプットを出し、まわりの仲間に必要とされ、会社に貢献できる人材でありたいと思っています。私たち本社スタッフは、直接患者さんと会う機会は少ないかも知れません。しかし、「自分たちの仕事を通じて人々の健康に貢献している」という誇りを誰もが抱いており、今後もそんな仕事にずっとチャレンジしていきたいと考えています。これからは家族も増えるので、ワークライフバランスにも気を配っていきたいですね。