Employee Interviews

経理のスペシャリストとして
第一三共の成長と
人々の健康に
貢献して
いきたい

コーポレートスタッフ
大曲 和輝
KAZUKI OMAGARI
財務経理部 経理グループ
2021年|外国語学部 外国語学科 卒
  1. INTERVIEW

    第一三共への入社理由

    「イノベーションに情熱を、ひとに思いやりを。」
    このスローガンに共感したことが入社のきっかけだった。

    学生時代は外国語学部でデンマーク語を専攻し、部活動で陸上競技に励んでいました。デンマークは北欧の小国ながらも社会制度整備や福祉の面でとても評価の高い国であることに興味を持ち、留学中に人の健康について考える機会も多くありました。また、陸上競技での怪我の際に多くの人に助けられた経験などから、人々の健康に貢献できる仕事に関わりたいという気持ちが就職活動を進めるうちにどんどん大きくなっていきました。私は文系出身ですので、医療に直接携わることはできないかもしれません。でも、自分の経験や想いを活かして貢献できることはたくさんあるはずと考えました。第一三共への入社の決め手となったのは、「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」というスローガン。「情熱」と「思いやり」というどちらの言葉も好きで共感しました。そこで調べていくと、サイエンスに対して情熱的でとても真摯な姿勢であることを知り、そんな人たちと一緒に世界中の人々の健康に貢献する仕事に挑戦したいと思い、入社を決めました。

  2. INTERVIEW

    現在の仕事内容

    経理は数字と向き合うばかりでなく、人と人が密接に関わりながら進めていく仕事。

    入社1年目は第一三共の単体決算で経験を積み、現在はグループ全体の連結決算業務に携わっています。第一三共には数十のグループ会社がありますが、私が現在担当しているのは国内2、海外2の4社。それぞれの会社の経理担当者とやりとりしながら調整し、四半期ごとに決算をまとめています。海外とのやりとりは英語のメールが主ですね。経理の仕事では正確性や確実性がなによりも重要なため、お互いの認識に齟齬が生じないように丁寧なコミュニケーションを意識しています。また、決算短信や有価証券報告書といった情報開示のための書類作成も重要な業務の一つ。経営の基盤を支えるばかりでなく、社会からの信頼に応えるためにも経理は鍵を握る役割を果たしているのです。こうした通常の決算業務に加えて、グループ全体での会計システムの導入に向けたプロジェクトにも携わっています。最近はグローバルなWeb会議に参加することも増えてきました。経理というと数字とばかり向き合っているようなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはなく、人と人が密接に関わりながら進めていく仕事です。

  3. INTERVIEW

    忘れられない仕事のエピソード

    経理のプロとしての対応を目の当たりにして、自分の未熟さに気づかされた。

    入社3年目、タイのグループ会社へ海外出張しました。監査法人による定期監査の一環として同社で調査が行われ、経理として担当していた私が立ち合うことになったのです。このとき、現地の経理責任者の対応に感銘を受けました。監査法人からのあらゆる質問に対して自信を持って的確に答えるのです。調査にあたっては、あらかじめ現地と連絡を取り合い、準備を進めていました。しかし、そんな想定した以外の質疑についても臨機応変に対応できる知識と経験の深さに、プロフェッショナルとしての誇りを感じたのです。私は3年目を迎えて、業務にも慣れてきて少し自信が出てきた時期。彼らの対応を目の当たりにして自分が未熟であることに気づき、豊富な知識に裏打ちされた自信を持ちたいと強く思うようになりました。

CHALLENGE

次なる挑戦

私は学生時代、外国語を専攻し、簿記の勉強はまったくしたことがありませんでした。けれども、その習得にはどちらも共通するものがあると感じています。経理には簿記などの基礎的な知識が不可欠ですが、実践が伴わなければ実際の業務をこなすことはできません。新しい外国語を学び、話すような新鮮な気持ちで、日々、勉強と実践に励んでいます。また、「会計はビジネスにおける世界共通の言語」ともいわれ、知識が深まれば深まるほど世界各国の担当者と通じ合えることが増え、そこに面白さを感じています。最近は、そんな経験が増すにつれ、経理のスペシャリストを目指したいという気持ちが強くなってきました。将来的には、財務や税務など関連する分野にも知識の幅を広げていきたいと考えています。チャンスがあれば海外勤務も経験してみたいですし、より経営に関わる仕事にも携わってみたい。世界中の人々の健康に自分なりに貢献できるように、どんな仕事にも前向きにチャレンジしていきたいですね。