Employee Interviews

人事という
経営に近いポジションで
グローバルな
変革に携われる
ことが
なによりもの
魅力だ

コーポレートスタッフ
平田 佳与
KAYO HIRATA
人事部 人事グループ
2019年|国際教養学部 国際教養学科 卒
  1. INTERVIEW

    第一三共への入社理由

    人々の生活に絶対的に必要なものづくりに携わってみたいと思った。

    就職活動では3つのことを意識していました。1つ目はグローバルに活躍できる場があるか? 留学など海外での経験で知った多文化の中で活動する楽しさを、仕事を通じても感じられる環境に身を置きたいと考えました。2つ目は社会への貢献度です。社会に役立つものづくりに、それも人々の生活に絶対的に必要なものづくりに携わってみたいと思っていました。なかでも製薬は、人の健康や命に関わるものであり、それだけに誇りを持って働けるのではないかと考えたのです。そして3つ目は、社員の人柄。第一三共では、選考で出会った先輩社員たちから、謙虚でありながらも誇りを抱いて働いている印象を受けました。面接で、とにかく真摯に話を聞いてくれたことも印象的でした。お互いを尊重しあう風土が感じられたこと、こんな先輩たちと一緒に働きたいと思ったことが入社の一番の決め手でしたね。

  2. INTERVIEW

    現在の仕事内容

    第一三共の新たな成長を見据えた組織改定に携わる。グローバルな変革の風を肌で感じている。

    現在、人事部の中でも組織・要員管理を主に担うチームに所属しています。その中でも私にとって大きな比重を占めているのが組織改定に関わる業務です。事業・機能部門からの素案をもとに、人事的・経営的な視点から検討を加えて取りまとめ、経営会議に提案を行います。経営会議で承認を得た後は、新しい組織が円滑に運営されるように調整を進めます。全社的な改革となるため影響の範囲も広く、約半年間かけて検討や準備に取り組んでいます。また、日本から海外へ、あるいは海外から日本へという赴任者のサポートも担当する業務の一つ。さらに、人件費予算の策定や管理、グループ全体の人事制度改革に向けたプロジェクトの事務局といった業務にも携わっています。今、第一三共は、新しいビジョンの実現に向けて大胆な変革に挑戦している最中。グローバルに大きく変わっていこうという風を肌で感じています。人事という経営に近いポジションで、全社的な改革に携われることがなによりもの面白さです。

  3. INTERVIEW

    忘れられない仕事のエピソード

    日欧米のメンバーによるグローバルプロジェクト。傾聴という姿勢の大切さを学んだ。

    入社後、人材開発グループへ配属となり、育成研修やI&D(Inclusion & Diversity)推進に携わりました。この2年半にわたる期間は、私にとってビジネスの基本を学ぶことになった貴重な時期。なかでも印象に残っているのは、2年目に携わったグローバルプロジェクトですね。第一三共グループとして「Global I&D Statement」を策定することになり、私がプロジェクトの取りまとめを任されたのです。メンバーは、日欧米の各社から集まった約10名。定例のWeb会議を重ねてプロジェクトを進めていきました。当初、私たち日本チームがまとめた素案をもとに進めたのですが、しかし、メンバーたちの納得を得ることができずにプロジェクトは難航……。そこで定例会議ばかりでなく、メンバーと1対1で話す機会を増やし、各自の意見を取り込みながらブラッシュアップを重ねて最終案を確定することができました。このプロジェクトで得た一番のことは、傾聴という姿勢の大切さ。相手から学びながら、自分の考えも合わせて一つの形に昇華させていく経験がとても印象に残っており、今もその姿勢を意識して仕事に取り組んでいます。

CHALLENGE

次なる挑戦

コーポレートスタッフの業務は、製薬に直接関わるものではないかもしれません。でも、「世界中の人々の健康に貢献する」という想いは常に意識しています。そのような想いを、多様な部門の人たちと共有しながら仕事に取り組めることは、第一三共ならではのやりがいではないでしょうか。入社5年目になってリーダー的な立場で仕事を動かしていく機会が増えてきました。人や組織に関わるだけに、人事はなかなか正解が得られない仕事。たぶんそれは永遠の悩みであり、だからこそ奥が深く面白いのだと思います。今後は人事制度や評価など人事の領域でさらに知見を広めていきたいと考えています。第一三共がグローバルに成長していくことは、社員みんなの想いを叶えるために欠くことのできない道筋であり、人事の仕事を通じてその成長に貢献したい。その先のキャリアステップについてはまだ漠然としていますが、どんな時でも挑戦を楽しみながら仕事に取り組んでいきたいですね。