人事部・リワード&ウェルビーインググループで、社員が安心して働ける環境づくりに取り組む椎名修平さん。入社後はMR(営業職)として10年間、医薬品の情報提供に携わってきました。その後、社員にとってよりよい労働環境を作りたい、という想いから人事部へ異動してキャリアチェンジしました。「誰かの力になりたい」という原動力を大切に歩んできたキャリアと、現在の仕事への想いを聞きました。
病と向き合う人の力になりたい

製薬業界を志したのは、学生時代に親しい友人が、がんを発症したことがきっかけでした。当時の私には彼を励ますことしかできず、その経験から、病気と向き合う人やその周囲の方々の力になれる仕事に就きたいと考えるようになりました。
医療に関わる業界の中でも、特に製薬業界に興味を持ったのは、医薬品であれば、自分が直接関われる範囲を超えて、より多くの患者さんの治療に貢献できる、と考えたからです。その中でも第一三共は、インターンシップや選考を通じて出会った社員の方々の温かな人柄が印象的でした。また、人を大切にする社風にも魅力を感じ、入社を決意しました。
患者さんへの想いを胸に歩んだ、10年間のMR経験

入社後はMRとして、滋賀で6年間、北海道で4年間、計10年間の経験を積みました。滋賀では生活習慣病関連の製品を担当し、北海道への異動を機に、オンコロジー製品の担当になりました。
オンコロジー製品の担当は、私にとって特別な意味がありました。製薬業界を目指すきっかけとなった出来事と重なる領域だったこともあり、がんと向き合う患者さんに、少しでも貢献したいという想いでMRの仕事に取り組みました。医師と対話を重ねる中で、患者さんの治療を支える重要な役割を担っていることを実感する日々でした。
仲間に支えられたからこそ、より良い職場づくりへ
そんな中、キャリアを重ねるにつれて、「人を支える」という想いを別の形で実現することにも関心を持つようになりました。コロナ禍などを経て働き方が変化する中でも、多くの上司や同僚の支えがあり成長してきたことから、「今度は自分がより良い職場づくりに貢献したい」という気持ちが芽生えたのです。
その気持ちが強くなった頃、社内のキャリアチャレンジ制度で、人事部・リワード&ウェルビーインググループの募集を知りました。自身の関心と重なる領域だと感じて応募し、キャリアチェンジを果たしました。
現在、所属するリワード&ウェルビーインググループでは、労働時間管理や福利厚生制度の運用、就業ルールの整備など、労務に関する幅広い業務を担当しています。MR時代は「即行動」が求められる場面も少なくありませんでした。一方、現在の業務では、制度やルールの変更が多くの社員に影響を与えるため、様々な視点から丁寧に検討を進める必要があります。仕事の進め方は大きく変わりましたが、新たなやりがいも感じています。
社員を支えることが、会社の価値につながる

人事部で私が担っている業務は、成果がすぐに見えるものばかりではありません。それでも、自分が携わった制度や施策に対して、ポジティブな反応が寄せられた時には、確かな手ごたえを感じます。こうした経験を通じて、人事の仕事は社員一人ひとりだけでなく、会社全体の成長や変革を支える役割でもあると感じています。
会社がグローバル化の進展とともに変革期を迎えるなかで、一人ひとりに求められる役割や働き方も多様化しています。そうしたなかでも、それぞれのライフステージや価値観に合わせながら、社員がいきいきと働き続けられる環境づくりに取り組みたいと考えています。社員を大切にすることは、結果として企業価値の向上にもつながるはずです。その自覚を持ちながら、私自身も変化を前向きに受け止め、貢献していきたいと思います。
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