人材採用の考え方

当社グループでは、パーパス(存在意義)「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」に共感でき、3つの行動ができる人を求めています。
①一人一人を個として大切にし、仕事を進める上で多様な視点を積極的に受け入れられる
②互いに敬意を持って接し、透明性と傾聴姿勢を通じて信頼関係を築ける
③学び、挑戦し、主体的に行動することで、個として日々互いに成長できる

当社グループは、「人」を企業理念およびビジョンの実現に向けた最重要な「資産」であると位置づけており、単にスキルや専門性だけではなく、組織と個人の成長そして社会貢献につながる思考・行動ができる人材の採用に取り組んでいます。

採用活動

当社グループでは新卒採用とキャリア採用の活動を展開しています。将来の事業活動の担い手として期待される若手人材の採用に加え、現在の事業活動における即戦力として活躍できる人材の採用を通じ、持続的な会社の発展を実現してまいります。
当社を志望される方の理解を深めていただく為、採用情報ホームページを設け「製薬業界・企業概要・職種詳細」と幅広い情報を公開しています。

第一三共株式会社新卒採用サイト

新卒採用においては実現性の高い自己実現の姿(Will・Can・Mustの重なるところ)を目指していただくため、各職種においてインターンシップを設け、就業体験を通して学生のキャリア教育を支援しています。また、大学主催の講演依頼を通じ、低年次学生のキャリア教育もサポートしています。(主に研究開発本部、DX推進本部等)




当社で活躍いただける「人材」に入社していただくため、丁寧に「一人ひとり」を理解する採用選考を実施しています。厳正な書類審査の後、複数回の個人面談により、専門性や思考特性を確認するだけでなく、前述したパーパスへの共感と過去の経験における3つの行動(人材採用の考え方における①②③)などを確認しています。

グローバルタレントの積極的獲得

2030年ビジョン「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」の実現に向け、グローバルタレントを積極的に採用しています。第一三共の強みである「グローバル組織&人材」をさらに強化するため、多様な環境・文化を理解し、異なる価値観を尊重することで、互いに成長できる「人材」を求めています。
上記に加え、グローバル・タレント・アクイジションのプロジェクトを発足しています。日本、US、EU、アジア、中南米など第一三共のグローバル各拠点の採用担当が協業し、グローバルタレントの積極的獲得につながる取り組みを推進しています。

人材育成の考え方

当社グループは、仕事を通じた成長を基本とし、人事異動、評価、研修など人材育成に関わるすべての人事施策を活用し、グループが求める人材を育成しています。また、自発的にチャレンジし、自律的な行動により自らを高めようとする個人を支援していきます。
職場単位でのOJT・評価のPDCAサイクルと、自己研鑽・各種研修機会を結び付けることにより、社員一人ひとりのキャリア形成の充実を図っています。

第一三共グループの人材育成方針

採用活動考え方

当社グループの評価制度では、期初に上司との目標設定面談を設け、各個人が当該年度に求められる役割や成果、行動指標を明確にすることで、社員の挑戦意欲を促しています。また期中に実施する中間レビューでは、個人の目標達成度合いや日頃の行動を確認し、社員1人ひとりの状況に応じて、上司が客観的な指導・アドバイスを行っています。こうして1年間の取り組みを通じ確定した評価結果は、フィードバック面談により、上司から直接本人に伝えられます。評価は、目標に対する結果だけではなく、そのプロセスや、組織に対する支援的取り組み、発揮行動などから総合的に判断されますので、きめ細かなフィードバックを通して、社員のモチベーション維持・向上や、さらなる成長機会へとつなげています。

若手・中堅社員の育成

若手・中堅社員には、階層別研修やミドルキャリア研修を通じて、役割変化に伴う行動変容や自らの成長・キャリア形成に自律的に取り組む姿勢づくりを促進しています。また選抜した経営幹部の候補人材には、社内外の研修や適性を踏まえた異動・配置など新たな挑戦・成長機会の付与を通じて、組織のリーダーに必要となる実践的な知識・経験の獲得が可能となる環境を提供しています。

第一三共グループの教育研修体系

 第一三共グループの教育研修体系 

ラインマネジャー(組織長)の育成

ラインマネジャーには、「環境変化に自律的に対応し、継続的に高い成果を創出できる人が育つ組織づくり」を目指し、そのために必須となるマネジメントやリーダーシップを習得することを目的に、就任時からの一定期間に実践とステップアップを繰り返す研修プログラムを全員に実施しています。また、さらなる研鑽を必要とするマネジャーには、ニーズに合ったマネジメントスキルのレベルアップの機会を提供し、「社員の成長」と「組織力の向上」を継続的に図っています。

社員の自己啓発

社員が主体的、自律的に能力開発に取り組めるように自己啓発支援メニュー(通信教育・社内外セミナー・インターネット語学スクール等)を提供することで、自らを高めようとチャレンジする社員を支援しています。また、社内の職務(ポジション)に求められる経験、知識、スキルを社員が閲覧できる仕組みを作り、社員の目指したいキャリアに必要な要件をキャリアディベロップメントプログラムとして可視化することで研鑽意欲を高める環境整備を進めています。

COF(Create Our Future)活動の推進

「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を実現するため、社内人材の活躍を最大限に図ることを基本方針としたCOF(Create Our Future)プロジェクトを推進してきました。本プロジェクトは、第4期中期経営計画の強化分野に十分かつ適時の要員配置を行うことで組織の持続的な成長につなげることを目的としており、同分野に対し、2018年4月1日~2020年4月1日までの3年間で約800名の異動・配置を行いました。 当社グループでは、本プロジェクトを契機として、社員が、自らのキャリア形成を考え会社と共に成長し続けられるよう、社内ポータルサイトで、キャリア選択に必要な情報(グループ全部所の職務内容や活かせる知識・経験・スキル、職種毎のキャリアパスイメージなど)を公開し、キャリアプラン立案に活用できる情報を積極的に提供しています。
当社グループでは、本プロジェクトを契機として、社員が、自らのキャリア形成を考え会社と共に成長し続けられるよう、社内ポータルサイトで、キャリア選択に必要な情報(グループ全部所の職務内容や活かせる知識・経験・スキル、職種毎のキャリアパスイメージなど)を公開し、キャリアプラン立案に活用できる情報を積極的に提供しています。
これら取り組みの継続により、社員の自律的なキャリア形成意識を醸成するとともに、1人ひとりの職務を通じた挑戦と活躍を促しています。

グループタレントマネジメント

当社グループでは、年齢や国籍を問わず能力のある人材がリーダーとして活躍することを目指しており、幅広い経験を持つ適切な人材を社内外から積極的に獲得し、選抜・登用すると共に、リーダー人材の継続的な輩出のため次世代リーダー育成を中心としたグループタレントマネジメントを推進しています。

次世代リーダー育成の取り組み

経営ビジョン・中期経営計画の実現に重要となるキーポジションをグローバルレベルで特定し(2021年4月現在、計20ポジション)、後継候補人材とその育成課題を可視化することにより、さらなる成長を促す機会や役割の付与、トレーニングプログラムの提供など、個々の育成課題に沿ったリーダー育成施策を推進し、人材の確保・定着に努めています。第5期中期経営計画の実現に向けたさらなるグローバル化への対応として、海外グループ会社と協働しながらグローバル・タレントマネジメントおよびリーダーシップ・デベロプメントの検討を進めています。加えて、将来を担う人材が、グローバルにビジネスを理解し、知見を広めることができるよう、国際間異動や留学を積極的に実施しており、 2021年4月時点では海外からの異動も含めグループ全体で125名に上ります。また、日本、米国、欧州、ASCA*1それぞれの地域においても、次世代リーダー育成のための仕組みを整えています。その一例として、ASCA地域では、一部の子会社のトップマネジメントにおけるサクセッションプラニングとして次世代リーダー候補者に対して、リーダーシップを強化・開発するための育成機会を提供してきました。 こうした取り組みを確実に実行するため、当社では、日本、米国、欧州、ASCA地域の人事責任者の定期会合を開催し、前述の施策を含めた人材育成に関するグローバル共通施策や、各地域での取り組みについて議論・進捗共有を行っています。
こうした取り組みを確実に実行するため、当社では、日本、米国、欧州、ASCA地域の人事責任者の定期会合を開催し、前述の施策を含めた人材育成に関するグローバル共通施策や、各地域での取り組みについて議論・進捗共有を行っています。

*1 Asia, South & Central Americaの略

ワークライフサイクルの推進

当社グループでは、仕事とライフの好循環という意味を込めて「ワークライフサイクル(WLC)」というコンセプトを提唱し、社員のWLC支援に取り組んでいます。仕事はもちろん、仕事以外の時間から相乗的にもたらされる、やりがいや充実感、多様な経験や視点は、個人と組織の相互成長や継続的な価値創造を支える重要な源泉だと考えています。社員一人ひとりが目指すWLCの実現に向け、時間や場所に縛られない柔軟な働き方の推進や仕事とライフ(育児・介護・治療など)の両立支援、キャリア形成支援、自己啓発支援に加え、セミナーや対話会の実施などに取り組んでいます。

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