新たな活動地域として、タンザニアのキロンベロ県を選定し、移動診療サービスを実施しました。

3年間の活動のまとめ

SDGsへの対応課題 目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」
3.1 世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減
3.2 新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶
3.7 性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できる
活動概要 移動診療車を用い、医療インフラが未整備な地域へ医療サービスを提供する。
1.巡回医療活動の実施(予防接種、妊産婦健診など)
2.保健医療従事者とコミュニティ保健員の能力強化
3.コミュニティにおける意識啓発活動
活動期間 2016~2019年(3年間)
パートナー 公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン
活動実績 1.巡回医療活動  :1,378回
2.トレーニングを受けた保健医療従事者:129人
  トレーニングを受けたコミュニティ保健員:140人
3.コミュニティにおける意識啓発活動参加者数:13,509人
成果指標および結果 1.1歳未満児のはしか予防接種率の向上:ベースライン78% →96%( 国目標値90%)
2.1歳未満児の3種混合の予防接種率の向上:ベースライン42% →94%( 国目標値90%)
3.妊娠16週以内に健診を受けた妊婦率の向上:ベースライン21% →53.4%( 国目標値66%)
4.妊婦の破傷風の予防接種率の向上:ベースライン51% →92%( 国目標値90%)

3年間(2016年~2019年)の活動報告は、以下の通りです。

活動報告

最新の活動
第2回(2019年3月18日更新) タンザニアにおける移動診療サービスの現場を訪問しました。
第1回(2017年3月9日更新) タンザニアにおける移動診療サービスのローンチセレモニーを開催しました。

【活動当時の社外からの声】企業とのパートナーシップを通して革新的な活動を進めていきます

公益財団法人プラン・
インターナショナル・
ジャパン
事務局長
佐藤 活朗

第一三共と協働で取り組んでいるタンザニアでの移動診療サービスや中国での保健人材の育成は、「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標3の達成に貢献する活動です。 昨今、活動の評価において、アウトプット、アウトカムのみならず、中長期的な視点から社会的なインパクトが求められています。タンザニアでは、私たちの活動にあわせて、コミュニティ自らが県やNGOの支援無しに妊産婦のための健診や地域住民の教育活動のための簡易施設を建設しました。これらの住民の行動の変容も、社会的なインパクトの一つとして考えています。今後も、コミュニティの人々が地域の問題に対する継続的な解決の担い手になれるよう支援していきます。

コミュニティ自らが建設した簡易施設

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