開発途上国等における医療アクセスを阻害する要因は、医療保険制度や医療インフラの未整備、医薬品の製造・品質管理や医療従事者の人材不足などさまざまです。
これらの課題に対して、第一三共グループが持つ資源を最大限に活用することによりもっとも望ましいインパクトが得られる活動に取り組みます。
開発途上国における医療基盤の強化
私たちは、開発途上国における医療インフラの未整備を解決するために、NGO等とのパートナーシップにより医療基盤の強化に取り組みます。パートナー選定にあたっては、候補地の医療ニーズなどを十分に把握したうえで、社会貢献委員会において当社の商業上の取引との利益相反のリスクなどを確認し、決定しています。
Access Accelerated イニシアティブへの参画
当社は、日米欧の製薬企業が、世界銀行および国際対がん連合などと連携し、低所得国および低中所得国の非感染性疾患(NCDs*)の予防や診断、治療等の改善に取り組むことを目的として2017年に設立したAccess Acceleratedに参画しています。
*Non-Communicable Diseasesの略。がん、循環器疾患、慢性呼吸器疾患、糖尿病などの非感染性疾患
Access Accelerated
開発途上国における医薬品製造技術向上への支援
私たちは、開発途上国の公的機関や民間企業とのパートナーシップのもと、技術移転や技術指導・支援を通じて、医薬品製造技術の向上を支援しています。
ベトナムにおけるMRワクチン製造に関する技術協力