Ken Keller, オンコロジービジネスユニット長

がん治療に挑戦するグローバルチーム。がん治療薬を世界中の患者さんに届けることをミッションに

2021年12月14日
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2021年4月、第一三共は第5期中期(2021-2025年度)経営計画と2030年ビジョン「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を発表しました。
2025年の目標である「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」の確実な実現とその後の持続的な成長に向けた想いを、オンコロジービジネスユニット(OBU)長のKen Kellerさんが語ります。

新技術によるがん治療への飽くなき挑戦

がん領域は、診断から標準治療に至るまで急速に変化し続けており、今後もオペレーションをシンプルに保ちながら機動的に進化させることにより、変化に適応し続けていく必要がある治療領域です。

私たち第一三共グループも長年、変化に対応しながら、がん治療に貢献すべく、創薬を行ってきました。そして、今も第一三共が保有するADC(抗体薬物複合体)という新技術で、さまざまながん種に対する標準治療の変革に挑戦しています。今後も、知見を深め、治療体系や市場環境のダイナミックな変化にビジネスとサイエンスの両面から対応し、ADC技術を活用したがん治療薬を、日本をはじめ世界中に提供していきます。

アストラゼネカとの提携、そしてグローバルワンチーム

がんの新薬創出・治療法の確立には多大なエネルギーが必要です。そのため、第一三共は2019年からアストラゼネカとのADC製品に関するグローバル連携を開始し、開発や販売を協力して推進しています。そして、2021年には、がん領域に特化したマーケティングやアライアンスなどグローバル横断の様々な機能を有する事業ユニットを開設しました。それが、オンコロジービジネスユニット(OBU)です。
私たちは経営トップによるコミットメントの下、急速な変化に対応すべく、ワンチームとなり、共に働き、互いを信頼し、互いに支え合いながら、がん治療に挑戦していきます。

 

 

ビジネスのやり方の変革に向けて

がん治療は急速に変化してきているため、私たちも変わっていく必要があります。これまでの考え方を転換し、ビジネスのやり方をよりクリアで、機敏で、シンプルなものへと変えていかなければなりません。そのために、私たちOBUは、3つの重要な指針を掲げました。

1.外に目を向けること

私は、これまでのキャリアの中で、会社やそこで働く従業員が自社内のことしか見えず、患者さん、パートナー、医師を含めた様々な方の声にあまり応えられていない光景を多く目にしてきました。しかし、私たちは、患者さんなどに、もっともっと目を向けていかなければなりません。そのため、まず「外に目を向ける」ということが重要になります。

2.協業しやすいこと

私たちのようにスピーディーに変革する組織にとって、コラボレーション(協業)のしやすさは、非常に重要です。オンコロジーコミュニティで日々変化するニーズに後れを取らないためには、様々な企業や人々との協業が必要になります。そのためには、一緒に働きやすい組織であることを強く意識しなければなりません。チームが強くなり、成長するためには、重要な成功要因だと考えています。

3.ワンチームとして働くこと

がん治療に挑戦し続けるためには、グローバル第一三共として、パートナーや患者さんとワンチームにならなければなりません。「外」に目を向けて、「協業しやすさ」を構築して、更に「ワンチーム」となることが重要なのです。

患者さんを中心に~Patient Centricity~

がん治療を進める中で重要なことは、「Patient Centricity」の視点で考えることです。患者さんの治療過程として少なくとも初期診断から一次治療まで考える必要があります。また、残念ながらさらに後期の治療に進むことを余儀なくされた方々については三次、四次治療に至るまでの全体について理解し、支援しなければなりません。

私たちは、どの患者さんも取り残されることがないよう、患者団体、医師、薬剤師、および保険者と連携し、協力することで、患者さんに最善のサポートを提供しなければなりません。そのためには、私たち全員が「Patient Centricity」の考えを持たなければなりません。

“患者さんを取り組みの中心にすえ、がん治療薬を世界中の患者さんに届けること”

これは私たちの最も重要なミッションの1つです。 私たちOBUは、患者さん、パートナーたちとワンチームとなって、第一三共グループのADC製品を世界中の患者さんに届け、世界中のがん患者さんと家族の皆様へ良い知らせをもたらせるよう、全力で走り続けていきます。


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Ken Keller
オンコロジービジネスユニット長
President & CEO
DAIICHI SANKYO, INC

第一三共Inc.のPresident & CEO。Amgen Inc.などを経て、2014年に米国事業のヘッドとして入社。30年以上の製薬業界での経験を活かし、複数のがん領域製品の上市に向けた米国事業の構造転換をリード

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