2020年10月30日号 2020年度（2021年3月期）第2四半期決算の概要 - バックナンバー - IRメールマガジン - 株主・投資家の皆さま

2020年10月30日

○○ 様

11月1日は灯台記念日。日本最初の洋式灯台である神奈川県横須賀市の観音埼灯台が1868(明治元)年のこの日に起工したのにちなみ、海上保安庁によって制定されました。現在、全国にある灯台は3,000余り。観音埼灯台はその後、地震等で崩れ、建て替えられましたが、千葉県銚子市の犬吠埼灯台や山口県下関市の六連島灯台、角島灯台、福岡県北九州市の部埼灯台は、明治初期に建てられたものが現存しており、国の重要文化財(重文)に指定される見通しになっています。現役の灯台が重文に指定されるのは、初めてのことです。

さて本日、2020年度(2021年3月期)第2四半期決算を発表しました。その概要をお知らせします。

新型コロナウイルスに対しては、皆様も引続き3つの密を避けるとともに、手洗い、マスクの着用などを心がけてください。

INDEX──────────────────────────────────

【01】：2020年度（2021年3月期）第2四半期決算の概要

【02】：ニュースリリースピックアップ

【03】：第一三共からのお知らせ

【04】：皆様からの声

───────────────────────────2020年10月30日号─

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【01】：2020年度（2021年3月期）第2四半期決算の概要

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◆10月30日(金)12時30分に第2四半期決算を発表しました。

https://www.daiichisankyo.co.jp/investors/ir_news/detail/index_6524.html

【連結業績】 2019年度 2020年度増減額（増減率）

第2四半期累計第2四半期累計

売上収益 4,796億円 4,802億円 +6億円（+0.1%）

営業利益 862億円 585億円 -277億円（-32.1%）

四半期利益（親会社帰属） 644億円 517億円 -128億円（-19.8%）

「売上収益」は、グローバル主力品エンハーツ（DS-8201）、リクシアナ等の伸長に加え、アストラゼネカとのDS-1062（抗TROP2 ADC）のグローバル開発及び商業化に係る契約時一時金の収益計上（10億円）等があったものの、アメリカン・リージェントInc.の主力品に対する新型コロナウイルス感染症拡大の影響、日本における薬価改定やワクチン販売提携の終了等の減収要因もあり、前年同期比6億円増収の4,802億円となりました。

「営業利益」は、売上収益は前年同期並みであったものの、販売費及び一般管理費の増加（＊1）及び研究開発費の増加（＊2）により、前年同期比277億円減益の585億円となりました。

「四半期利益（親会社帰属）」は、為替差損益の改善等があったものの、前年同期比128億円減益の517億円となりました。

＊1：新型コロナウイルス感染症拡大の影響による販売促進費の減少があったものの、エンハーツに係る費用増（販促費及びプロフィット・シェア）に加え、前年は有形固定資産売却益を計上していたこと等により増加となりました。

＊2：DS-8201に係るアストラゼネカとのコストシェアの増加による費用減があったものの、3つのADC （DS-8201、DS-1062、U3-1402）への研究開発投資や、がんプロジェクトの開発体制強化に伴う費用増等により増加となりました。

【2020年度（2021年3月期）の業績予想の修正とその理由】

前回発表予想今回発表予想増減額

売上収益 9,700億円 9,600億円 -100億円

営業利益 800億円 600億円 -200億円

当期利益（親会社帰属） 560億円 530億円 -30億円

（※第3四半期以降の想定為替レート：1米ドル=110円、1ユーロ=120円）

新型コロナウイルス感染症の業績への影響及び研究開発の順調な進捗等を勘案し、業績予想を修正しました。

「売上収益」については、新製品であるエンハーツやタリージェが順調に売上を伸ばしているほか、DS-1062戦略的提携に伴う契約時一時金の繰延収益を計上する一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大による受診抑制、移動制限に伴うインバウンド需要の消失、衛生意識の向上による季節性インフルエンザや風邪等の流行の減少等により、インジェクタファー、ヘルスケア事業、イナビル等の売上収益が当初予想を下回る見通しであることから、前回予想を100億円下回る9,600億円に修正しました。

「営業利益」については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業活動低下による支出抑制があるものの、エンハーツ等の臨床開発の順調な進捗に伴う研究開発費の増加並びに株価連動型報酬の増加等により、前回予想を200億円下回る600億円に修正しました。

「当期利益（親会社帰属）」については、金融収支の第２四半期までの実績額を勘案するとともに、最新の税率見通しを反映し、前回予想を30億円下回る530億円に修正しました。

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【02】：ニュースリリースピックアップ

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◆10月22日（木）発表 --------------------------------------------

がん免疫療法製剤DS-1055の第1相臨床試験開始について

https://www.daiichisankyo.co.jp/media/press_release/detail/index_6528.html

当社は、DS-1055（GARPを標的としたがん免疫療法製剤）の切除不能な固形がん患者を対象とした第1相臨床試験を開始しました。

◆10月28日（水）発表 --------------------------------------------

トラスツズマブデルクステカン（DS-8201）の胃がんに係る米国における承認申請受理について

https://www.daiichisankyo.co.jp/media/press_release/detail/index_6529.html