第一三共グループでは、社会要請を踏まえた環境情報の開示を行い、ステークホルダーとの環境コミュニケーションを積極的に行っています。工場や研究所においては、環境に関わる事象が発生した場合の周辺環境への影響を考え、定期的に地域の方々との情報共有や意見交換、共同防災対策などの連携を図っています。

取り組み事例

ステークホルダーとの対話

ESG投資の専門家の岸上有沙氏を囲んで、EHS経営最高責任者の総務本部長、環境マジメントチーム長で、『「環境経営」トップランナー第一三共の挑戦に迫る』のテーマで座談会を行いました。第一三共グループがいち早く取り組んできた気候変動対策や環境経営の事例を紹介し、ESG投資家目線での当社の評価や今後の期待についてと幅広く意見交換を行いました。


「画像=森口新太郎撮影」
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WWFジャパン(世界自然保護基金)との意見交換

WWF*ジャパンが発表した「企業の温暖化対策ランキング」で1位に選ばれた企業として、医薬品産業における温暖化対策について、2018年7月にWWFジャパンと意見交換を行いました。
これまでの温暖化対策の実績や中長期的な温暖化対策の方向性をはじめ、再生可能エネルギーの活用や医薬品産業における温暖化対策のあり方など、幅広いテーマでディスカッションを行い、有意義な会合となりました。
WWFとは、「World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)」の略で、約100カ国で活動している環境保全団体です。
            

環境担当者研修会・環境マネジメントの最適化への取り組み

2019年度は、「改正フロン排出抑制法」および「廃プラスティックに関する現状の理解と今後の取組み」をテーマに環境担当者講習会を企画(参加予定者38名)しましたが、新型コロナウィルス感染拡大のため、中止となりました。そのため、講演資料を提供すると共に参加予定者から寄せられた事前質問に回答することで補完的な環境教育を実施しました。

温暖化対策分科会

工場・研究所の施設・エネルギー担当者を対象に省エネルギー・温暖化防止対策の情報共有を目的とした「温暖化対策研修会」を毎年開催しています。2019年度は、パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社様とダイキン工業株式会社様にご協力いただき、省エネ設備等に関する講義および施設見学を実施し、21名が参加しました。同じタイミングで、工場と研究所の異なる環境関連の施設を見学できたことで、各社の温暖化対策の取り組みや活動を比較することができ、当社の省エネルギー対策に新たな知見やネットワークを得ることができました。
引き続き研修会等を企画・開催し、各工場・研究所における省エネルギーの推進につなげています。

環境eラーニング

国内グループでは、全社員を対象とした「環境eラーニング」を実施しています。2019年度は、「気候変動と会社とあなたの未来」をテーマに実施しました。受講対象者9,669名に対し受講率は97.6%でした。また、新入社員などの前年度未受講者には、自主的なeラーニングを周知し、実施しました。

「環境を感じる作品」コンテスト

社員の環境意識の向上を目的に環境コミュニケーション施策を実施しています。毎年6月の環境月間にあわせ、「環境を感じる作品」コンテストを開催し、国内外のグループ社員や家族を対象に作品を募集しています。
2019年度は国内外のグループ会社から、総数1,295作品(昨年度1,262作品)の応募がありました。画像部門で国内グループから389作品、海外グループから139作品、また、国内グループで実施した川柳部門では743作品、海外グループで実施したスローガン部門では24作品と多数の応募がありました。最優秀賞・優秀賞を選出し、各地域およびグループ会社にて表彰式を行いました。


地球温暖化防止の意識向上

当社グループは、毎年12月~2月の3カ月間を「地球温暖化防止の意識向上推進期間」としています。「環境を感じる作品」コンテストの優秀作品を用いた「環境意識向上啓発ポスター」を作成し、国内外のグループ会社・事業所で掲示しています。

 

第一三共グループCOOL CHOICE プログラム
社員一人ひとりの環境意識の向上に加え、職場のみならず家庭も含めた環境配慮活動の実践を推進するため、COOL CHOICE プログラムを実施しました。2018年度参加登録者数1,127名から、2019年度参加登録者数1,385名と約23%増加しました。



第一三共グループCOOL CHOICE プログラムとは

地球温暖化防止に関する国民運動である「COOL CHOICE」に賛同し、国内グループ社員と家族を対象とした「第一三共グループCOOL CHOICE プログラム」を実施しています。
専用のウェブサイトから「COOL CHOICE」で推奨されている環境配慮活動を中心に、家庭や職場での実践状況を入力し、日頃の取り組みを振り返ることで、さらに環境への配慮活動を推進することを目的としています。
取り組み状況に応じてポイントが付与され、エコグッズとの交換、環境保護団体への寄付が選択できる仕組みとなっています。2018年度は、6月~9月の夏季の期間に実施し、1,127名が参加しました。2013年度から開始以来、のべ約6,000名の社員が参加しました。

環境社会貢献

中国における植樹活動

第一三共(中国)では、環境保護のための植樹を行っています。13回目となる2019年4月、19名の社員が参加しました。

 

国際海岸クリーンアップに参加

米国のアメリカン・リージェントInc.(旧ルイトポルド)では、米国のNGO団体「オーシャン・コンサーバンシー」が主催する国際海岸クリーンアップに毎年参加しています。2019年度は、9月に社員の家族を含む32名が参加し、海岸の清掃を行うだけでなく、拾ったゴミについてのデータ収集に協力しました。

海岸清掃後の記念撮影

ヨーロッパにおけるモビリティコンセプトの導入

第一三共ヨーロッパでは、2016年度から、環境への負担が少なく、安全かつ安心な通勤手段を選択するモビリティコンセプトを導入し、継続しています。自転車や公共交通機関などを組み合わせるなど、社員自らが交通手段を選択することにより、環境にやさしく効率的な移動が可能になります。

電動自転車による通勤の様子

環境関連の受賞(または環境関連の賞罰)

省エネ法「事業者クラス分け評価制度」の対象となっている国内グループ会社(5社)全てにおいて、努力目標である5年間平均1%以上低減を達成し、Sランク評価を得ました。引き続き、省エネルギー対策を実施し、Sランク評価を継続できるよう取り組んでいきます。

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