第一三共グループでは、社会要請を踏まえた環境情報の開示を行い、ステークホルダーとの環境コミュニケーションを積極的に行っています。工場や研究所においては、環境に関わる事象が発生した場合の周辺環境への影響を考え、定期的に地域の方々との情報共有や意見交換、共同防災対策などの連携を図っています。

取り組み事例

ステークホルダーとの対話

2021年3月に、機関投資家・証券アナリストを対象とした第25回 第一三共セミナーを開催しました。
「第一三共グループの環境経営への取り組み」をテーマに、環境経営を取り巻く情勢や当社の環境経営への取り組み、第4期中期経営計画の目標の達成状況などについて説明した後、質疑応答セッションを行いました。

セミナーの写真

その他、2020年5月に第17回環境ビジネスフォーラム、12月には環境省脱炭素経営促進ネットワーク第7回勉強会への登壇を通じて、SBT認定後の取り組み成果や当社グループの小名浜工場の自家消費型太陽光発電設備の導入について紹介し、今後の環境経営への期待について参加企業と意見交換を行いました。

WWFジャパン(世界自然保護基金)との意見交換

WWF*ジャパンが発表した「企業の温暖化対策ランキング」で1位に選ばれた企業として、医薬品産業における温暖化対策について、2018年7月にWWFジャパンと意見交換を行いました。
これまでの温暖化対策の実績や中長期的な温暖化対策の方向性をはじめ、再生可能エネルギーの活用や医薬品産業における温暖化対策のあり方など、幅広いテーマでディスカッションを行い、有意義な会合となりました。

* WWFとは、「World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)」の略で、約100カ国で活動している環境保全団体です。

WWFジャパンとの意見交換の写真

WWFジャパンの冊子

環境担当者研修会・環境マネジメントの最適化への取り組み

国内グループの環境業務担当者の専門教育および情報共有を目的に、その時々の相応しいテーマを設定し「環境担当者研修会」を毎年開催しています。2020年度は、「改正フロン排出抑制法への対応」および「廃プラスティックに関する現状と今後の取組み」をテーマに鹿島建設様とデロイトトーマツコンサルティング合同会社様にご協力いただき、オンラインで開催し、約70名が参加しました。

温暖化対策分科会

工場・研究所の施設・エネルギー担当者を対象に省エネルギー・温暖化防止対策の情報共有を目的とした「温暖化対策研修会」を毎年開催しています。2020年度は、洋上風力発電や波力発電をテーマに九電みらいエナジー株式会社様と平塚市の産業振興部様にご協力いただき、オンラインで開催し、約60名が参加しました。脱炭素社会に向けた最先端の知識、技術について情報を得ることができ、当社の省エネルギー対策に必要な新たな知見やネットワークを得ることができました。引き続き研修会等を企画・開催し、各工場・研究所における省エネルギーの推進につなげています。

環境eラーニング

全社員を対象とした「環境eラーニング」を実施しています。2020年度は、「SDGsから考える企業とわたしたちの未来」 をテーマに実施しました。国内グループ会社では、受講対象者9,513名に対し受講率は98.3%でした。また、新入社員などの前年度未受講者には、自主的なeラーニングを周知し、実施しました。

「環境を感じる作品」コンテスト

社員の環境意識の向上を目的に環境コミュニケーション施策を実施しています。毎年6月の環境月間にあわせ、「環境を感じる作品」コンテストを開催し、国内外のグループ社員や家族を対象に作品を募集しています。
2020年度は国内外のグループ会社から、総数1,426作品(昨年度1,295作品)の応募がありました。画像部門で国内グループから382作品、海外グループから164作品、また、国内グループで実施した川柳部門では853作品、海外グループで実施したスローガン部門では27作品と多数の応募がありました。優秀賞とSDGs特別賞を選出し、オンラインにて表彰式を行いました。

オンラインでの表彰式の写真

盾の写真

オンラインでの表彰式の様子

地球温暖化防止の意識向上

当社グループは、毎年12月~2月の3カ月間を「地球温暖化防止の意識向上推進期間」としています。「環境を感じる作品」コンテストの優秀賞とSDGs特別賞の作品を用いた「環境意識向上啓発ポスター」を作成し、国内外のグループ会社・事業所で掲示しています。

環境意識向上啓発ポスターの写真

環境意識向上啓発ポスター

第一三共グループCOOL CHOICE プログラム

社員一人ひとりの環境意識の向上に加え、職場のみならず家庭も含めた環境配慮活動の実践を推進するため、COOL CHOICEプログラムを実施しました。2019年度参加登録者数1,385名から、2020年度参加登録者数1,608名と約16%増加しました。

COOL CHOICEプログラムのイメージ

COOL CHOICEプログラム

第一三共グループCOOL CHOICE プログラムとは

地球温暖化防止に関する国民運動である「COOL CHOICE」に賛同し、国内グループ社員と家族を対象とした「第一三共グループCOOL CHOICE プログラム」を実施しています。
専用のウェブサイトから「COOL CHOICE」で推奨されている環境配慮活動を中心に、家庭や職場での実践状況を入力し、日頃の取り組みを振り返ることで、さらに環境への配慮活動を推進することを目的としています。
取り組み状況に応じてポイントが付与され、エコグッズとの交換、環境保護団体への寄付が選択できる仕組みとなっています。毎年6月~9月の夏季の期間に実施しており、2013年度からの開始以来、のべ約7,600名の社員が参加しました。

環境社会貢献

中国における植樹活動

第一三共(中国)では、環境保護のための植樹を行っています。14回目となる2020年は通年よりも期間を延長し数回に分けて秋まで活動を実施しました。

植樹ボランティア

植樹後の記念撮影

タイにおけるマングローブ植林

第一三共タイでは、以前、広範なエビ養殖のためにほとんどの海洋生物が消滅してしまったKhlong Khon地域において、マングローブ植林の活動に参加しました。この地域では住民が団結してマングローブ植林に取り組むことにより、かつての豊富な海に蘇りつつあります。参加した社員はこの活動を通じて、自然との対話やかけがえのない地球への感謝の気持ちを改めて感じることができました。

マンブローブ林の様子

参加した従業員

ヨーロッパにおけるモビリティコンセプトの導入

第一三共ヨーロッパでは、2016年度から、環境への負担が少なく、安全かつ安心な通勤手段を選択するモビリティコンセプトを導入し、継続しています。自転車や公共交通機関などを組み合わせるなど、社員自らが交通手段を選択することにより、環境にやさしく効率的な移動が可能になります。

電動自転車による通勤の様子

環境関連の受賞(または環境関連の賞罰)

省エネ法「事業者クラス分け評価制度」の対象となっている国内グループ会社(4社)において、努力目標である5年間平均1%以上低減を達成し、Sランク評価を得ました。引き続き、省エネルギー対策を実施し、Sランク評価を継続できるよう取り組んでいきます。

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