2026年08月18日
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第一三共株式会社は、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンと協働し、「パラグアイにおける子宮頸がん予防と若者の健康・権利・ケアの促進プロジェクト」を2026年4月より開始しました。


パラグアイでは、子宮頸がんが女性のがん死亡原因の第1位(*1)であり、2020年の死亡率は女性10万人当たり17.6人(*2)と、南米でも特に高い水準にあります。子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が主な原因とされており、HPVワクチンの接種や定期的ながん検診により予防・早期発見が可能です。一方で、地方部や医療基盤の脆弱な地域の人々が暮らす地域では、子宮頸がん予防に関する情報や保健医療サービスへのアクセスに地域差があり、検診の受診や早期発見につながりにくい状況にあります。

*1 パラグアイ公衆衛生社会福祉省(MSPBS)「El cáncer de cuello uterino es prevenible y curable
*2 World Life Expectancy「South America: Cervical Cancer - Cause of Death - Female」(2020)


特に若者の間では、子宮頸がん予防や検診の重要性に関する理解が十分に浸透しておらず、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関する正しい知識を得る機会も限られています。また、医療サービスへのアクセスの難しさ、家庭や地域社会における理解や支援の不足なども、予防や早期発見を進める上での障壁となっています。

さらに、地域の保健医療体制においても、子宮頸がん予防に関する啓発・相談体制の強化や若者に配慮した保健サービスの提供が求められています。保健医療従事者や学校関係者、地域のリーダーが連携し、若者やその家族が安心して必要な情報とケアにアクセスできる環境を整えることが重要です。

本プロジェクトでは、約3,000人の若者や保護者を含めた地域住民への啓発活動、2,000人以上へのHPVワクチン接種や子宮頸がん検診などの医療サービス提供、研修実施やデジタルツールの導入による保健医療従事者等の能力強化を通じて、パラグアイにおける子宮頸がん予防と若者の健康・権利・ケアの促進に貢献することを目指しています。
 


<プロジェクトの概要>
1. 地域: パラグアイ(グアイラ県、カアグアス県、サン・ペドロ県、パラグアリ県)
2. 活動概要:
    1)SRHR子宮頸がん予防などの保健サービスの強化
    2)デジタルソリューションを通じた子宮頸がん予防に関する情報の提供
    3)ピアトレーニングの実施とコミュニティでの健康啓発活動

3. 期間:3年間(2026年4月~2029年3月)
4. 協働パートナー:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン*3

*3 プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界80ヶ国以上で活動する国際NGOです。     
https://www.plan-international.jp/ 


第一三共グループは、「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」をパーパスとする製薬企業として、医療基盤が脆弱な地域において医療アクセス課題の解決に取り組んでまいります。
 

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