2026年05月20日
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第一三共は、医療アクセスに関わるグローバルヘルスの取り組みとして低・中所得国(LMICs)におけるがん医療への貢献を重点テーマの一つとして位置付けています。本方針に基づき、がん領域の医療アクセス改善に取り組むNGOであるCity Cancer Challenge (C/Can) とのパートナーシップを通じWHO-GBCIのフェーズ2に参画します。


WHO-GBCI  フェーズ2ローンチイベント
(2026年5月18日スイス・ジュネーブ WHAサイドイベント)


WHOグローバル乳がんイニシアティブ(WHO-GBCI)は、乳がんによる死亡率の格差を縮小することを目的としたWHO主導の国際的な取り組みです。このイニシアティブは、都市レベルでの取り組みを支援する実施パートナーであるC/Canとの連携を通じて、低・中所得国における乳がん医療体制の強化を目指しています。本イニシアティブの長期的なビジョンは、乳がん死亡率を年率2.5%低減し、20年間で250万人の命を救うことです。①早期発見、②適時診断、③包括的な乳がん治療と管理の三つを柱に、各国・地域の医療体制強化を進めており、C/Canなどの実施パートナーを通じて、都市レベルでの実践的な取り組みを取り入れながら、地域における乳がん医療体制を強化し、国の優先課題を支援しています。

2023年に開始されたWHO-GBCIのフェーズ1では、トビリシ(ジョージア)、クマシ(ガーナ)、カリ(コロンビア)、プノンペン(カンボジア)の4都市において、地域主導の乳がんアクションプラン(BCAP)の策定や、医療関係者の育成、医療機関との連携強化が進められました。具体的には、81,800 名以上の女性への乳がん医療サービスの提供、450名以上の医療関係者のトレーニングが達成されました。これらの取り組みにより、各国・地域の実情に即した課題整理と関係者間の連携強化が図られています。

2026年から開始されるWHO-GBCIフェーズ2(2026~2028年)では、フェーズ1の成果を踏まえ、対象地域・都市を拡大し、計画を実装段階へと移行することが予定されています。都市レベルの取り組みを国レベルへと拡張し、持続可能な医療体制の構築に向け、各国・地域の状況に応じた取り組みが進められます。

第一三共は、フェーズ2からWHO-GBCIの目標に沿った取り組みを支援するため、C/Canと 3年間(2026〜2028年)の戦略的パートナーシップを締結しました。がん領域で培ってきた知見や経験を活かし、地域主導の実施体制構築および能力強化を支援するパートナーシップを通じて、乳がん医療への公平なアクセス向上と医療体制強化に貢献していきます。第一三共は、「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」というパーパスのもと、今後もグローバルなパートナーシップを通じて、持続可能で包摂的な医療と社会の実現に寄与してまいります。


※City Cancer Challenge(C/Can)は、低・中所得国の都市において、地域主導のマルチセクター連携を通じてがん医療体制の強化を支援する国際的な非営利組織です。政府、医療提供者、市民社会、および国際的なパートナーを結集することで、質の高いがん医療への公平なアクセスの改善と、地域に根ざした持続可能なインパクトの創出を目指しています。
※ WHO-GBCI: World Health Organization-Global Breast Cancer Initiative

 

 

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