2025年06月19日
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第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団*(東京都中央区、理事長:平島 昭司)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。

この度、第18回(2025年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2025年11月11日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。


*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。

公益財団法人 臨床薬理研究振興財団

第18回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者

(敬称略、50音順 )

氏  名

所属機関

研究テーマ

荻野 崇之

大阪大学大学院医学系研究科
消化器外科

オートファジーを標的とした炎症性腸疾患に対する新規治療法の開発

武智 研志

松山大学 薬学部 医療薬学科  
医薬情報解析学

リアルワールドデータを用いたオキサリプラチン誘発末梢神経障害に対する予防薬の検討

福土 将秀

札幌医科大学附属病院
薬剤部

抗体医薬品のPK-ADA解析を基盤とした治療最適化に資するリアルワールドエビデンスの創出

福永 航也

国立研究開発法人理化学研究所 
生命医科学研究センター

13集団のPGx関連遺伝子バリアントの大規模アノテーションデータベースの構築

山本 和宏

岡山大学学術研究院医歯薬学域(薬学系)

新生児におけるフェンタニルの有害反応と薬物動態の評価:生理学的薬物動態モデリング&シミュレーションによるアプローチ

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