2024年06月13日
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第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団*(東京都中央区、理事長:平島 昭司)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。

この度、第17回(2024年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2024年11月12日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。


*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。

公益財団法人 臨床薬理研究振興財団

第17回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者

(敬称略、50音順 )

氏  名

所属機関

研究テーマ

牛島 健太郎

山陽小野田市立山口東京理科大学
薬学部 薬剤学・製剤学分野

小児生体肝移植後の急性拒絶反応を抑制するためのメチルプレドニゾロンの時間治療

木瀨 康人

大阪大学大学院医学系研究科
産科学婦人科学

患者由来腫瘍移植マウスモデルを用いた婦人科希少がんである中腎様癌の個別化医療開発

林 久允

東京大学大学院薬学系研究科
分子薬物動態学教室

小児肝臓難病の救命に資する肝保護療法薬の開発

松金 良祐

九州大学病院 薬剤部

進行期膵癌患者におけるがん悪液質治療薬アナモレリンの前向き観察研究

吉田 康将

名古屋大学大学院医学系研究科

子宮平滑筋肉腫に対するマルチオミクス解析による新たな治療標的の探索

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