2023年06月12日
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第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団*(東京都中央区、理事長:齋 寿明)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。

この度、第16回(2023年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2023年11月14日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。


*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。

公益財団法人 臨床薬理研究振興財団

第16回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者

(敬称略、50音順 )

氏  名

所属機関

研究テーマ

上島 智

立命館大学 薬学部
医療薬学研究室

アピキサバン内服による出血症状の危険因子に
関するゲノム薬理学と薬剤疫学の融合研究

遠藤 仁

慶応義塾大学 医学部
循環器内科

生物活性脂質を用いた肺高血圧症の新規治療法の開発

人見 祐基

国立国際医療研究センター研究所
疾患ゲノム研究部
(元:星薬科大学薬学部微生物学
研究室

重症薬疹の全ゲノムDNA解析情報を活用した
発症機序の解明

松本 洋太郎

東北大学大学院 薬学研究科
がん化学療法薬学分野

網羅的修飾核酸測定法の開発とがん精密診断への
応用

武藤 淳

藤田医科大学 医学部 脳神経外科

インドシアニングリーン(ICG)を用いた術中
脳脊髄主要のリアルタイム蛍光診断の確立

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