栄養不良の確認の様子

当社は公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンと協働し、2019年度よりミャンマーにおいて移動診療サービスを始めました。本プロジェクトは、現地NGO、現地政府、県保健局の協力のもと実施しており、当社の商業上の取引との利益相反は確認されていませんが、リスク低減のため継続的な現地訪問や定期的なレポーティングを通じ、活動をモニターしていきます。

ミャンマープロジェクトの実施体制

ミャンマーでは、乳幼児死亡率および妊産婦死亡率が高く、5歳児未満死亡率は1000人あたり51人(2016年)となっています(日本は1000人あたり3人)。さらに農村部と都市部の医療格差が明確であり、農村部の5歳未満児死亡率は都市部の約2倍高い事が報告されています。

プロジェクトの活動地域であるマンダレー地方ニャンウー県では、保健医療施設と保健医療従事者のほとんどが都市部に集中しており、村レベルの保健センターで提供できる医療サービスは極めて限定的です。さらに、地域住民においては、疾患や治療・保健サービスに対する情報と認知に乏しく、また経済的理由で遠方の病院を受診できないなど、医療へのアクセスが困難な状況にあります。このような背景から、保健医療サービスの提供と住民への疾患・医療に関する啓発を目的とし、同地域に対して、①車両を使った巡回医療活動、②保健医療従事者と地域保健ボランティアの能力強化、③地域住民の能力強化・意識啓発活動を実施し、医療アクセスの改善に取り組むこととしました。

本プロジェクトは2019年4月から3年間の計画で、新生児および5歳未満児の死亡率の減少、妊産婦健診の受診率の向上、栄養不良・貧血率の減少などを成果指標(KPI)として設定しています。2019年10月にはキックオフセレモニーを開催しました。

キックオフセレモニーの様子はこちら

今後も継続的に活動をモニタリングし、プロジェクトの進捗を確認して行きます。なお、これらの活動はAccess Acceleratedにおけるイニシアティブとしても取り組んでいる活動です。

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