当社は、増大する偽造医薬品の脅威に対し、自社製造販売品目の封緘材の見直しおよび箱の仕様変更を進めるとともに、偽造医薬品を防止するための技術検討および導入を進めています。 医療用医薬品のトレーサビリティ強化のため、2021年4月以降に出荷される製品に対し、販売包装単位や元梱包装単位に使用期限・製造番号の情報を組み込んだGS1コードの表示が義務化されました。また、医療用麻薬製品につきましても、2022年12月1日以降に出荷される製品に対し、販売包装単位や元梱包装単位に使用期限・製造番号の情報を組み込んだGS1コードの表示が義務化されました。当社は、対象となる全ての製品について対応が完了しています。今後も、製薬業界および関係団体と連携し、製造販売業者に求められる役割と、製品リスクに応じた強化施策を検討します。
また、医薬品の保管・輸送時の信頼性保証を高めるべくGDP※1への対応も積極的に推進しています。グローバルでの偽造医薬品対策を各国・地域の規制やリスクに合わせて的確に対応し、患者さんのお手元に、安全にお薬を届けるべく、日々研鑽を重ねています。

  • ※1Good Distribution Practiceの略。医薬品の適正流通基準

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