参加者の写真によって形作られた「RFL」

コロナ禍でのリレー・フォー・ライフ(RFL)への参加

2020年11月11日
Patient Centricity
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社会貢献活動へのコロナによる影響

今年度は、コロナ禍で様々な社会活動が制限されています。当社の社会貢献活動も例外ではありません。私たちは2019年度から、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指して取り組む世界的なチャリティ活動である「リレー・フォー・ライフ(RFL)」に参画しています。RFLでは、「がん患者は、24時間病気と向き合っている」という想いを共有し支援するために、毎年、全国各地において、夜通し歩く24時間のリレーウォークを行なっています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、全国各地で開催される予定であったRFLが中止になりました。
そのなかで、今年度のRFL御茶ノ水が10月にオンラインで開催されることとなり、当社として少しでも貢献できるよう、「チーム第一三共」として労使協働で参加することにしました。

オンライン参加による初めてづくしの試み

御茶ノ水会場の様子はYouTubeにて視聴

今回は、コロナ禍における初めてのイベント参加であり、しかも経験のないオンライン参加という、初めてづくしの試みでした。「オンライン参加では活動に参加した実感を得られるのか」「参加者同士、がん患者さんやそのご家族とのコミュニケーションは取れるのか」など、「チーム第一三共」のメンバーは様々な課題を想定しながら、がん患者さんにとってもチームにとっても実のある活動となるよう検討を重ねました。

当日、「チーム第一三共」のメンバーは個人または少人数グループで自宅の周辺や都内・会社周辺などで安全を確保しながらウォーキングを行いました。ウォーキングの現在地の様子やトピック、感想・写真などをオンラインミーティングツールのチャットを通じて発信し合うことで、一体感を生み出し、参加者同士のコミュニケーションを図りました。また、御茶ノ水会場でのウォーキングや啓発セミナーなどの様子はYouTubeを通じて視聴し、「チーム第一三共」としてRFLへの参加の実感が得られるようにしました。

その結果、「チーム第一三共」は、参加者総数30人で402,809歩の歩数を積み重ね、参加チームの中で第一位の歩数に輝きました。この歩数に連動した寄付額を会社と労働組合からRFL御茶ノ水実行委員会に寄付しました。寄付金はがん征圧対策に活用されます。 
 

チャットを用いた参加者同士のコミュニケーション

少人数グループでの参加メンバー

参加者からの声

Withコロナにおける社会貢献活動の推進

このように当社グループでは、コロナ禍における社会貢献活動として、オンラインによる社員参加型活動に取り組み、一定の成果を残すことができました。引き続き、当社グループでは、持続可能な社会の実現のためにwithコロナの時代に対応した社会貢献活動を積極的に推進していきます。

 

 

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