第一三共はこの度、2025年11月5日に開催された第12回World ADC Awards^※において、当社独自の抗体薬物複合体（ADC）技術である「DXd ADCプラットフォーム」に対して「Best ADC Platform Technology（最優秀ADCプラットフォーム技術）」を受賞しました。

本賞では、ADC技術の新規性と独創性に加え、科学的かつ臨床的有用性が評価されます。当社のDXd ADC技術が、革新的かつ高いサイエンス力により確立され、がん患者さんに新たな治療法を提供し得るプラットフォームとして評価されました。

また、World ADC Awardsは、ADCの研究開発に多大な貢献をした第一三共の故・我妻利紀（あがつま・としのり）氏の功績を称え、これまでの功労賞の名称を「The Toshinori Agatsuma Long Standing Contribution to the Field Award（我妻利紀功労賞）」に今回より変更しました。

第一三共は、今後も当社のサイエンス＆テクノロジーの強みを活かし、より多くの患者さんに一日でも早く革新的な医薬品を提供し、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献してまいります。

※World ADC Awards：World ADCが主催するADC領域における国際的な表彰の枠組み。研究成果や臨床的インパクト等複数の賞がある。年1回開催されるWorld ADCの年次総会にて、各賞の受賞者を発表する。