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各位

2018年5月30日

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 眞鍋 淳 
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 小川 晃司
TEL  報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

「免疫炎症性難病創薬コンソーシアム」の発足について

3アカデミア・3製薬企業による創薬研究をスタート~ 

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、慶應義塾大学(塾長:長谷山彰、所在地:東京都港区)、高知大学(学長:櫻井克年、所在地:高知県南国市)、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(理事長:米田悦啓、所在地:大阪府茨木市)、小野薬品工業株式会社(代表取締役社長:相良暁、本社:大阪市中央区)、田辺三菱製薬株式会社(代表取締役社長:三津家正之、本社:大阪市中央区)とともに、免疫炎症性難病を対象とした創薬研究を行うことを目的に、「免疫炎症性難病創薬コンソーシアム」(以下、本コンソーシアム)を発足しましたのでお知らせいたします。

近年、免疫炎症性難病の改善・完治をめざして、臨床検体を最新技術で解析したデータを創薬研究に活用する「リバーストランスレーショナルリサーチ*」が世界的に行われつつあります。しかし、各種免疫炎症性難病の臨床検体数は有限であり、新薬の研究費用のさらなる増加も課題となっているため、今般、複数の産学が連携し効率的な創薬を行う体制を新たに構築いたしました。

本コンソーシアムでは、慶應義塾大学病院リウマチ・膠原病内科、消化器内科と高知大学医学部附属病院免疫難病センターが、複数の免疫炎症性難病患者さんを対象とした治療前後の臨床検体および疾患情報の収集を行い、医薬基盤・健康・栄養研究所でこれらの臨床検体について遺伝子発現解析を含めた詳細かつ網羅的な解析を行います。本コンソーシアム内に蓄積された各種データをもとに構築される質の高いデータベースは、参画アカデミア・製薬企業間で共有されます。製薬企業各社は、このデータベースを活用し、免疫炎症性難病治療薬の創製をめざして独自の創薬研究に取り組む一方、各アカデミアは、研究成果をさらなる基礎・応用研究に役立てるという、これまでにないユニークな産学連携コンセプトのもとに本コンソーシアムは運営されます。

 当社は、現在の標準治療(SOC:Standard of Care)に多くの課題が残されている難病や希少疾患などを次世代領域と位置づけ、SOCを変革する先進的医薬品を継続的に創出することにより、患者さんに新たな治療の選択肢を提供することを目指しております。

以 上

 

*リバーストランスレーショナルリサーチとは、実際の治療や臨床研究で得られた知見・情報を基礎研究にフィードバックする研究であり、本コンソーシアムでは同意いただいた患者さんからSOC前後に血液および組織サンプルを採取し、遺伝子発現解析を含めた詳細かつ網羅的な解析を行い、その結果を活用し創薬や既存薬の適応拡大を目指します。

 

<参考> 

 

1. 名称

  免疫炎症性難病創薬コンソーシアム

2. 研究期間

  5年間(2018年度~2022年度)

3. 目的

  免疫炎症性難病を対象とした質の高い臨床データ解析を通じた新しい治療薬・診断薬の開発

4. 所在地

  東京都新宿区信濃町35(慶應義塾大学信濃町キャンパス)

5. 参画機関

  慶應義塾大学病院 リウマチ・膠原病内科、消化器内科

  高知大学 医学部附属病院免疫難病センター

  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

     トキシコゲノミクス・インフォマティクスプロジェクト

  小野薬品工業株式会社

  田辺三菱製薬株式会社

  第一三共株式会社

6. 対象予定疾患

  免疫炎症性難病

第一三共株式会社