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各位

2018年4月5日

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 眞鍋 淳 
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 小川 晃司
TEL  報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

DarwinHealthとの新規がん標的獲得に向けた共同研究提携について

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)とDarwinHealth, Inc.(所在地:米国ニューヨーク、以下「DarwinHealth」)は、DarwinHealthが保有するバイオインフォマティクス技術*を用いた新規がん標的の獲得を目的に、共同研究契約を締結しましたのでお知らせいたします。

DarwinHealthは、膨大な患者由来のがん細胞遺伝子発現情報から独自で開発した解析手法を用いてがん細胞の生存や異常増殖のシグナルの主要制御因子を見出してきました。これら主要制御因子ならびにそれに関連する因子は、新規がん標的となることが期待されます。

本契約により、両社は特定のがん種についてDarwinHealthの技術を用いて標的候補の探索・評価・検証をし、当社はDarwinHealthに対し契約一時金、各種マイルストンおよび販売ロイヤルティを支払います。

2016年に開始した共同研究は、当社グループが保有する化合物について、新規のバイオマーカー及び標的適応疾患を見出すことを目的としたもので、今回新たに開始する共同研究は、創薬の初期標的探索であり、がん標的候補の獲得を目的としたものです。

DarwinHealth独自のバイオインフォマティクス技術と当社の創薬力を組み合わせることで見出された成果が、がん患者さんへ新たな治療の選択肢を提供するための有効な手段になり得るものと期待しております。

以 上

 

*バイオインフォマティクス技術とは、遺伝子や蛋白質の配列情報、発現情報など、生命体から得られる膨大な情報を、コンピュータの計算能力を駆使して効率的に解析し、生物学的に意味のある、または研究者にとって有益な情報を抽出する技術のことを指します。

 

(ご参考)

<DarwinHealth(ダーウィンヘルス)の概要>

所在地:米国ニューヨーク

設立年:2015年

概 要:米国コロンビア大学のアンドレア・カリファーノ博士の研究室が開発した技術に基づいて設立されたベンチャー企業。がん細胞の遺伝子発現状況に基づいた独自のバイオインフォマティクス技術によって、新規がん標的やバイオマーカーの探索ならびに特定の薬剤の適切な適応がん種を見出すことに優位性を持つ。

 

第一三共のがん事業について

当社のがん事業は、世界最先端のサイエンス(科学的知見、技術)を応用し、がん患者さんのための革新的な治療を提供することを使命としています。

当社は、日本のがん領域ラボラトリー(バイオ・がん免疫・低分子)と米国プレキシコン(低分子)の強力な研究体制を通じて、がん領域の開発パイプラインの拡充を進めており、抗体薬物複合体(ADC)、急性骨髄性白血病(AML)およびブレークスルー・サイエンスをフランチャイズとして、2025年までの8年間に7つの革新的新薬の上市を目指します。

主要開発品目には、抗HER2抗体薬物複合体DS-8201(目標適応:乳がん、胃がん、その他固形がん)、FLT3-ITD阻害剤キザルチニブ(目標適応:急性骨髄性白血病)、CSF-1R阻害剤ペキシダルチニブ(目標適応:腱滑膜巨細胞腫)等があります。

第一三共株式会社