2020年12月18日
研究開発情報

報道関係者各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 眞鍋 淳 
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 コーポレートコミュニケーション部長 大沼 純一
TEL 03-6225-1126

疼痛治療剤ミロガバリンの脊髄損傷後神経痛患者を対象とした
第3相臨床試験結果について

 

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、脊髄損傷後神経痛患者を対象とした疼痛治療剤ミロガバリンの第3相臨床試験(以下「本試験」)において、主要評価項目を達成しましたので、お知らせいたします。

 本試験は、アジア(日本、韓国、台湾)において、中枢性神経障害性疼痛の代表的な疾患である脊髄損傷後神経痛患者274名を対象に、ミロガバリン投与群とプラセボ投与群の有効性および安全性を評価した二重盲検比較試験です。 

本試験における主要評価項目である平均疼痛スコア(痛みの強さを毎日測定した疼痛スコアの1週間の平均値)のベースラインから14週目までの変化量は、ミロガバリン投与群でプラセボ投与群に対して優越性が示され、所期の目的を達成しました。また、安全性の新たな懸念は認められませんでした。本試験結果の詳細は、今後、学会や論文等を通じて公表する予定です。 

当社は、様々な疼痛患者さんへ新しい治療の選択肢を提供できるよう取り組んでまいります。

以 上

 

 

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