2006年03月28日
研究開発情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 庄田 隆
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 高橋 利夫
(TEL:03-6225-1126)

第一三共グループ 第1回R&D説明会の開催について

本日13時30分より、第一三共グループとして初のR&D説明会を開催いたしますので、骨子および主な動向につき、下記の通りお知らせいたします。

 

第1部(13時30分~14時20分)

 

1. 研究開発マネジメントの一元化
  2005年9月28日の第一三共株式会社設立を機に、日米欧3極の研究開発部門、営業部門などのメンバーによって構成される、グローバル研究開発 に関する意思決定機関GEMRAD(Global Executive Meeting of Research and Development)を発足させ、三共・第一製薬両社の研究開発マネジメントの一元化を進めてまいりました。
   
2. 研究開発プロジェクトの優先度評価
  GEMRADを中心とした議論を経て、第一三共グループとして、今後経営資源を優先的に配分すべきプロジェクトとして、次の5プロジェクトを選定いたしました。
  ① CS-747(抗血小板剤 米欧でフェーズ3 日本でフェーズ1)
  ② DU-176b(抗凝固剤 米欧日でフェーズ2)
  ③ CS-8663(血圧降下剤 オルメサルタンとアムロジピンとの配合剤 米欧でフェーズ3)
  ④ DJ-927(癌化学療法剤 米欧でフェーズ2 日本でフェーズ1)
  ⑤ DZ-697b(抗血小板剤 米欧でフェーズ1 日本でフェーズ1準備中)
   
3. 質疑応答

第2部(14時30分~16時)

 

1. 研究開発プロジェクトの現状説明
  優先5プロジェクトを含め、16プロジェクトの現状をご説明いたします。
なお次の2プロジェクトに関しましては、開発状況に特に進展がありましたので、その内容についてもあわせてご説明いたします。
  CS-011(グリタゾン系糖尿病治療剤 米欧でフェーズ2終了)
    後期フェーズ2試験において、ピオグリタゾンを上回る用量依存的な糖・脂質代謝改善が確認されました。
  WelChol DM(高コレステロール血症治療剤 WelChol(米のみで販売)の糖尿病への適応拡大 米でフェーズ3)
    現在実施しているフェーズ3試験の一部試験で、血糖降下作用が明確に示されました。2006年第4四半期に承認申請の予定です。
     
2. 質疑応答

以上

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