ユーシービージャパン株式会社（本社：東京都千代田区 社長：ファブリス・エグロ 以下：ユーシービージャパン）、第一三共株式会社の100％子会社である第一製薬株式会社（本社：東京都中央区、社長：森田清、以下：第一製薬）およびグラクソ・スミスクライン株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：マーク・デュノワイエ、以下：GSK）は、2006年7月13日、1日1回投与の持続性選択H1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤「ジルテック®ドライシロップ1.25%」（一般名：塩酸セチリジン）を新発売いたします。

「ジルテック®ドライシロップ1.25%」は、従来の「ジルテック®錠」と同様に、ユーシービージャパンが製造し、第一製薬およびGSKが共同販売いたします。

「ジルテック®ドライシロップ1.25%」は、国内では1998年9月に発売された「ジルテック®錠」の新剤形であり、「ジルテック®錠」同様の効能効果を有し、第二世代抗ヒスタミン薬の中では初めて、成人の適応を取得したドライシロップ製剤です。味はストロベリー味で、飲みやすいドライシロップ製剤を好む患者さんや、錠剤やカプセル剤の服薬が困難な患者さんにも服薬しやすい剤形です。

「ジルテック®錠」は、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚瘙 痒症を適応症とする治療薬として、世界100ヶ国以上で処方されているアレルギー性疾患治療剤です。同剤の特徴は、速く、強く、長く、選択的なヒスタミンH1受容体拮抗作用を示すことにより、1日1回の投与で十分な効果を発揮する点にあります。

ユーシービージャパンの社長、ファブリス・エグロは『このドライシロップが、服薬が困難だった患者さんや、ドライシロップ製剤を好まれる患者さんにとって、アレルギー性疾患治療剤の新たな選択肢となることを喜ばしく思います』と述べています。

ユーシービージャパン、第一製薬およびGSKは、今後も「ジルテック」ブランドの最大化に努めてまいります。

<ご参考>
「ジルテック®ドライシロップ1.25%」について
【販売名】 ジルテック®ドライシロップ1.25%
【一般名】 塩酸セチリジン
【組成・性状】
１． 有効成分：ジルテックドライシロップ１．２５％ １ｇ中、塩酸セチリジンとして1２．５mg含有する。
２． 性状：ジルテックドライシロップ１．２５％は、白色～微灰白色の粉末である。
【効能・効果】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚瘙 痒症
【用法及び用量】
通常、成人には1回０．８ｇ(塩酸セチリジンとして１０ｍｇ)を1日1回、就寝前に用時溶解して経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日１．６ｇ(塩酸セチリジンとして２０ｍｇ)とする。
【承認】 2005年10月21日
【薬価】 1.25%1gあたり370.10円 (2006年7月7日)

ユーシービージャパンについて
ユーシービージャパン株式会社は、UCBの日本法人として1988年に設立され、以来、医薬事業部門を中心に事業を推進してきました。2000年6月には、富士レビオ株式会社の医薬品事業部門を買収、以来アレルギー性疾患治療剤「ジルテック®錠」の堅調に加え、H2受容体拮抗剤「ストガー®錠」や尿失禁・頻尿治療剤「バップフォー®錠」など自社販売製品等を有するスペシャリティー・ファーマとして日本での地位を確立、さらなる成長を続けています。

第一三共について
第一三共株式会社は、三共株式会社と第一製薬株式会社の国内大手製薬会社2社の共同持株会社として2005年9月28日に設立されました。
第一三共は、グローバルファーマイノベーターの実現を目指し、革新的な医薬品・サービスを継続的に生み出し、企業価値の最大化を図ってまいります。
国 内市場における三共および第一製薬は、血圧降下剤「オルメテック」、合成抗菌剤「クラビット」など大型製品を中心に幅広い製品を揃え、情報提供活動を強力 に推進しています。特に、循環器疾患関連領域は両社の得意領域であり、これまで培ったスキルと知識を基盤に、製品ラインアップと研究開発パイプラインを豊 富に揃えています。
さらに詳しい情報は、ホームページ www.daiichisankyo.co.jp をご参照ください。

グラクソ・スミスクラインについて
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。

GSK は、英国に本社を置くグラクソ・スミスクラインの日本法人で、医療用医薬品、一般用医薬品、オーラルケア製品の研究開発、輸入、製造、販売を行っています。

GSK は、6つの疾病領域（うつ病、喘息、片頭痛、ヘルペス、痛風、HIV/エイズ)で市場のリーダーで、抗うつ薬「パキシル」、喘息治療薬「フルタイド」、 「セレベント」、片頭痛治療薬「イミグラン」、ヘルペス治療薬「バルトレックス」、「ゾビラックス」、アレルギー性鼻炎治療薬「フルナーゼ」、潰瘍治療薬 「ザンタック」、痛風治療薬「ザイロリック」等幅広い分野の薬剤を提供しています。