第一三共株式会社（以下「第一三共」）は、2008年6月11日、Ranbaxy Laboratories Limited（本社：インド共和国デリー市、ボンベイ証券取引所及びナショナル証券取引所上場。以下「Ranbaxy」）の議決権総数に占める第一三共 の議決権保有割合が50.1％以上となることを目的とする取引（以下「本取引」）に関する契約を締結いたしました。
  第一三共は、上記目的の達成のため、インド共和国の法令・ルールに則り、下記の通りRanbaxy普通株式の取得を目的とする公開買付け（以下「本公開買付け」）を開始する予定です。

本公開買付けの概要
(１) 買付け等の期間（予定）
    インド共和国時間2008年8月16日から2008年9月4日まで（20日間）
(２) 買付け等を行う株券等の種類
    普通株式
(３) 買付け等の価格
    １株につき737インドルピー（以下「ルピー」）
(４) 買付予定の株券等の数
    92,519,126株（上限）
  〔下記新株予約権を除く完全希薄化後発行済株式（462,595,629株）の20％に相当〕
(５) 買付代金
    68,186百万ルピー（170,466百万円、1ルピー2.5円換算）
 注）「買付代金」には、買付予定数（92,519,126株）に１株当たりの買付価格（737ルピー）を乗じた金額を記載しております。

  本取引においては、本公開買付けに加え、創業家一族からの取得、Ranbaxyからの第三者割当増資の引受け及び新株予約権の引受けを予定しており、関連当局からの承認取得等の必要条件を充足次第、速やかに取引を実行する予定です。
  今後も手続きの進捗状況については、適宜お知らせしてまいります。

（ご参考：本取引の概要）
 ・公開買付けによる取得       92,519,126株（上限）
 ・創業家一族からの取得       129,934,134株
 ・第三者割当増資の引受けによる取得   46,258,063株
 ・新株予約権の引受け         23,834,333株相当（行使価格総額の10%を払込み）


＜ご注意＞
  このプレスリリースは、第一三共によるRanbaxyに対する公開買付け等による株式の取得を一般に公表するためのものであり、Ranbaxyの株式を保有している投資家に対する売付け等の申込みの勧誘又は買付け等の申込みを目的として作成されたものではありません。
  このプレスリリースには、第一三共がRanbaxy株式を取得した場合にかかる将来の見通しについて、現在における第一三共の経営陣の考え方に基づき 記載されています。しかし、実際の結果は多くの要因の影響を受けるため、記載された見通しから大きく乖離する可能性があります。