当社および当社の子会社である第一三共プロファーマ株式会社（以下、ＤＳＰＰ）は、本日開催の当社取締役会ならびに２００８年９月２７日開催のＤＳＰＰ取締役会にて、ＤＳＰＰ大阪工場の閉鎖を決議いたしましたのでお知らせします。

１．閉鎖の理由
第一三共グループでは、２０１５年ビジョン（売上高１兆５千億円、営業利益率２５％以上、海外売上比率６０％以上）達成に向け、成長基盤の拡充に努めてお ります。生産から物流に至るサプライチェーンにおいても、グローバル安定供給とさらなる利益の創出を実現し、２０１５年ビジョンに合致した最適なグローバ ル供給体制を構築中であり、その一環として、国内工場の再編についても鋭意検討を重ねてまいりました。

 
 現在、当グループが国内に有する製剤工場は４工場でありますが、２０１５年の需要と必要とされる国内生産能力に基づき、現在の生産品目、海外対応、設備の老朽化度合い、生産能力、将来の拡張性、立地環境などを総合的に検証した結果、大阪工場を閉鎖すると
の結論に至りました。

２．ＤＳＰＰおよびＤＳＰＰ大阪工場の概要



３．大阪工場品目
大阪工場の主力品は、ＤＳＰＰ他工場に移管し、その他の製品は外注化します。

４．スケジュール
2008 年10 月～2011 年3 月 大阪工場生産品目の移管
2011 年３月 大阪工場閉鎖

５．業績への影響
閉鎖は2011 年となるため、本年度の業績への影響は軽微です。