2008年12月19日
企業情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 庄田 隆
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
(TEL:03-6225-1126)

第一三共、ランバクシー・ラボラトリーズとの協働体制を本格始動

本日、第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:庄田隆、以下「第一三共」)の連結子会社であるランバクシー・ラボラトリーズ社(本 社:インド共和国デリー市、マルビンダー・モハン・シン代表取締役、以下「ランバクシー」)は、取締役会において新役員人事を決定致しました。

現職のマルビンダー・モハン・シンが常勤取締役会長兼CEOとして再選されました。同氏は第一三共の「シニア・グローバル・マネージメント」の一員とし て、第一三共グループの経営にも参画します。新役員人事では、第一三共から非常勤取締役として、庄田隆(第一三共代表取締役社長兼CEO)、采孟(第一三 共取締役専務執行役員)が選任されました。(別添、新役員人事参照) 新しい役員は、各人の、専門分野でのランバクシーおよび第一三共グループへの貢献を 重視し、選ばれました。新体制により、ランバクシーと第一三共グループのガバナンスが一体化されると共に、ランバクシーの事業展開のオペレーションの独立 性は維持されます。
この取締役会による新経営体制の決定により、ランバクシーは第一三共グループの一員としての企業活動を本格的に開始します。

本年6月、第一三共は、先進国および新興国におけるマーケットの拡大と、医療ニーズの多様化が進展する2015年以降の医薬品市場を見据えて、インドのNo.1製薬企業であるランバクシーをグループの一員に迎える決定を致しました。

世界49カ国に事業展開し、特に、新興国において圧倒的な販売網と高いマーケティング能力を誇るランバクシーは、新興国マーケットへのゲートウェイとし て、第一三共グループに新たな販路拡大のチャンスをもたらすとともに、ランバクシーのオペレーションの独立性が維持されることにより、多様な新興国のニー ズへの機動的な対応を可能とします。また、両社には、事業展開上、重複する点が少ないという利点があります。

両社の理想的な補完関係は、先進国・新興国双方の需要への対応、また、イノベーティブ(特許で保護された製品)・ロングセラー(特許が満了した製品)双方 の共有というハイブリッドビジネスモデル「複眼経営」を構築し、次世代の医薬品市場を牽引するグローバル・ファーマ・イノベーターとして、革新的医薬品の 永続的な創出、提供を続け、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献するという第一三共グループの企業理念を実現するものです。



(別添)

【ランバクシー・ラボラトリーズ社 新役員人事】

  任期: 2008年12月19日~2009年定時株主総会まで

以上

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