2009年01月30日
IR情報

各位

上場会社名 第一三共株式会社
代表者代表取締役社長 庄田 隆
(コード番号 4568)
問合せ先責任者 コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
(TEL:03-6225-1126)

業績予想の修正に関するお知らせ

最近の業績動向を踏まえ、平成20年10月31日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。






修正の理由
 当第3四半期の業績については、ランバクシー・ラボラトリーズLtd.(以下「ランバクシー」)に係るのれんの一時償却3,540億円を特別損失として計上したことから、四半期純損失が2,978億円(前年同期純利益964億円)となりました。2009年3月末に再評価を実施して損失額が変動する可能性はあるものの、通期における連結業績への影響は避けられないものとみられます。
 まず、ランバクシー株式取得の影響を除く2009年3月期の連結売上高は、円高の影響、当期中の発売を見込んでいた抗血小板剤エフィエントの承認時期遅れ、景気悪化を背景としたヘルスケア品の計画未達等により、前回予想に対し、300億円程度の減少が予想されます。支出面では、円高に伴う外貨建て経費の減、エフィエントの発売関連費用減に加え、経費節減努力を行ったものの、利益については、前回予想に対し、営業利益で100億円、経常利益で80億円、純利益で50億円の低下を見込んでおります。
 一方、第4四半期に合算することとなるランバクシーの2008年10~12月業績は、インド基準からの組替えが未確定でありますが、現時点の概算では、売上高400億円、営業利益10億円、経常利益は為替差損の影響により250億円の損失、純利益の当社持分は110億円程度の損失となる見込みであります。
 また、ランバクシーの連結化ならびに同社の株価下落に伴う会計処理につきましても、現在、2009年3月期本決算での確定に向け、資産と負債の公正価値での評価と配分につき作業中であり、現時点では、10月1日付で暫定的に算出したのれんの償却費110億円および第3四半期に計上したのれんの一時償却による特別損失3,540億円を反映させております。
 これらの状況を踏まえ、2009年3月期連結業績予想は、2008年10月31日の公表値に対し、売上高は100億円上回る8,500億円、営業利益は200億円下回る1,000億円、経常利益は440億円下回る690億円、当期純利益は3,810億円下回る3,160億円の損失と見込んでおります。

(注)上記の業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。

 

以上

to Page Top