2009年03月16日
企業情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 庄田 隆
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
(TEL:03-6225-1126)

子会社の再編と移転に関するお知らせ

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:庄田隆、以下「第一三共」)の子会社であるアスビオファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横山誠一、以下「アスビオファーマ」)は、来年2010年4月をもちまして第一三共グループ内の創薬ベンチャーとして事業を再編するとともに、同10月に神戸医療産業都市(ポートアイランド第2期)へ移転することとなりましたのでお知らせします。


1.アスビオファーマの概要
 アスビオファーマは、サントリー株式会社医薬事業部を母体として2002年12月に設立されました。サントリー株式会社より全ての医療用医薬品事業を引き継ぎ、研究開発活動を中心に事業を行っております。

会社名: アスビオファーマ株式会社
本 社: 東京都港区赤坂2-9-11
事業所: 生物医学研究所(大阪府三島郡)、バイオ創薬センター(群馬県邑楽郡)
資本金: 110億円(第一三共100%)
代表者: 代表取締役社長 横山誠一
製 品: サンリズム®、ハンプ®、アデノスキャン®、ビオプテン®
売上高: 250億円(2009年3月末見通し)
従業員数:320名(うち研究開発部門約240名、2009年3月末見通し)
子会社: Asubio Pharmaceuticals, Inc.(米国ニュージャージー州、海外の臨床開発機能、約30名)
事業内容: 医薬品の研究、開発、製造、販売

2.事業再編の概要
 現在、アスビオファーマが保有する権利・機能については、2010年4月1日(予定)をもちまして以下のように再編いたします。
これまで保有しておりました製品、知的財産権、後期臨床開発、製薬技術研究等の権利・機能につきましては、第一三共グループ内で各関連機能を再編するとともに、製品の生産機能を第一三共プロファーマ株式会社(本社:東京都中央区)に移管することにより、グループとして効率化を図ります。一方、新規候補物質の探索研究から前期臨床開発に関わる創薬コア機能につきましては、引き続きアスビオファーマ株式会社として独自の視点から開発パイプラインの獲得を目指すとともに、今後はグループ内創薬ベンチャーとして更なる発展を目指します。

3.神戸医療産業都市(ポートアイランド第2期)への移転について
 アスビオファーマは2010年4月の再編を経て、同10月に国内3ヵ所の事業拠点に分散しております創薬コア機能(探索研究~前期臨床開発機能)を神戸医療産業都市(ポートアイランド第2期)に集約いたします。神戸医療産業都市は国内有数の医療産業専用のクラスターとして、先端医療センター、理化学研究所他、医療関連の施設が充実しているだけでなく、130社を超えるバイオベンチャーが集積しており、今後アスビオファーマが最先端の研究開発を進めるうえで最も相応しい立地と考えております。

◇主な目的
・ 研究、臨床開発、企画機能が一体化した集中体制による創薬活動の強化
・ 神戸医療産業都市を含む社外ネットワーク(共同研究等)を積極的に活用した創薬活動の推進

◇所在地
住 所: 神戸市中央区港島南町6丁目(ポートアイランド第2期)
     (神戸市と鹿島リース株式会社との事業用定期借地契約に基づく)
敷地面積:約10,000 m2

◇建 物
構 造: 地上6階RC耐震構造(鉄筋コンクリート造)
延床面積:約16,000 m2
工 期: 2009年6月着工、2010年6月末完工予定
建物機能: 研究施設、オフィス、会議室他
従業員数: 約200名を予定(社外要員を除く)
建物所有: 鹿島リース株式会社(アスビオファーマとの定期建物賃貸借契約)

以上

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