2009年04月22日
製品情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 庄田 隆
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
(TEL:03-6225-1126)

広範囲経口抗菌製剤「クラビット®錠250mg・錠500mg・細粒10%」製造販売承認取得のお知らせ

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、広範囲経口抗菌製剤「クラビット®錠250mg・錠500mg・細粒10%」(一般名:レボフロキサシン水和物)の製造販売承認を、本日取得いたしましたのでお知らせします。
 クラビット®は、1993年12月に発売以来、これまでに各種感染症に対して43の適応症と32の適応菌種を取得し、今なお優れた治療効果を維持し高い安全性が評価されております。
 クラビット500mg 1日1回投与法は、PK-PD理論(*)に基づき開発され、従来の100mg 1日3回投与法と比較して最高血中濃度を上げることにより、殺菌作用が増強されると共に耐性菌の出現を抑制することが期待できることから、抗菌薬の適正使用に則った投与法です。同投与法は、既に海外においては120以上の国又は地域で承認されており、世界の標準的用法・用量になっております。

 当社は、感染症領域において長年に亘る実績と経験を有しており、本剤により、その治療においてさらに大きく貢献できるものと確信しております。

* PK-PD理論
抗菌薬の最適な投与方法を設計するための、科学的根拠となる考え方。
PK(Pharmacokinetics)「薬物動態(生体内での抗菌薬の濃度の推移)」と
PD(Pharmacodynamics)「薬力学(生体内での抗菌薬の作用)」を組み合わせて、抗菌薬の有効性や安全性を評価する考え方。

以上

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