2011年03月25日
企業情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

東北地方太平洋沖地震の影響について(第二報)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。本日時点で確認した、この地震による当社グループの被害状況とその影響について、下記の通りお知らせします。

 

1.生産への影響について

今回の地震により、第一三共プロファーマの次の工場が被害を受けております。

(1)小名浜工場(福島県 いわき市)

プラバスタチン、オルメサルタンなどの原薬を製造していますが、現在、操業を停止しております。建屋の大きな損壊はありませんが、安全性の観点から、現時点で内部施設の詳細な損壊状況の確認には至っておりません。確認でき次第、改めてお知らせいたします。

(2)平塚工場(神奈川県 平塚市)

オルメテック、カルブロック、メバロチンなど経口剤、注射剤の多品目の製剤を製造しておりますが、現在、一部を除いて操業を停止しております。復旧作業を急いでおり、今月末を目処に、操業を順次再開いたします。

(3)その他の工場

秋田工場、小田原工場にて生産を再開しています。館林工場については、設備の一部損傷と計画停電の状況により一時的に操業を停止しております。

計画停電による影響全般については、分かり次第お伝えいたします。

  

2.製品の供給について

製品の包装単位毎に多少バラツキがありますが、概ね2~3ヶ月の社内完成品在庫を保有しており、直ちに製品供給に影響を及ばすことはないと想定しています。今後の製品別の供給見込みについては、精査の上、改めてお知らせいたします。万一、安定供給が維持できなくなることが懸念される場合は速やかにお知らせいたしますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

3.営業活動について

現在、東北および北関東支店においては、被災地の深刻な被害および計画停電などの情勢を踏まえ、営業活動を自粛させていただいております。ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 

 

4.業績への影響

今回の災害および計画停電による当社グループの業績等への影響につきましては、鋭意、把握に努めており、重大な影響が見込まれると判断された場合には速やかにお知らせします。

以上

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