2011年10月27日
研究開発情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

創薬共同研究公募(TaNeDS)の選考結果について

第一三共株式会社(本社:東京都中央区)は、オープンイノベーションの施策の一環として、今年度より、日本国内の大学・公的研究機関の研究者を対象に、創薬共同研究の公募(TaNeDS:Take a New challenge for Drug diScovery/タネデス)を実施しましたが、このたび、最終選考結果がまとまりましたので下記の通りお知らせします。今後、本選考結果に基づき、研究契約を締結し共同研究を開始いたします。

 

 

1.応募件数  337件

 

2.採択件数  21件

 

3.募集タイプ別の選考状況

 

応募案件数

二次選考

案件数

採択案件数

A.個別テーマ型

268

31

19

B.プロジェクト型

44

2

1

C.シーズ育成型

25

4

1

合計

337

37

21

 

4.領域ごとの選考案件数・採択数

 

選考案件数

二次選考

案件数

採択案件数

①がん領域

144

8

5

②循環代謝領域

94

7

4

③先端医薬

138

5

3

④抗体医薬・核酸医薬

107

10

4

⑤製薬技術プラットフォーム

45

7

5

合計

(複数領域への応募案件は、領域ごとにそれぞれ1選考案件と数える)

528

37

21

 

 

<ご参考> 2011年度実施概要(2011年2月28日付プレスリリースより)

1. 応募形式

募集タイプ

目的

募集対象者

研究予算/1年

研究期間

A. 個別テーマ型

初期創薬シーズ・技術の発掘・育成

アイデアを保有する研究者

300~1,000万円

1年

B. プロジェクト型

初期創薬シーズ・技術の育成・発展

アイテアを保有する研究者グループ

5,000万円まで

2年

C. シーズ育成型

創薬に繋がる知的財産の実用化

知的財産を保有する研究者

800万円まで

0.5~2年

 

A.個別テーマ型: アイデア段階を含む萌芽的研究テーマを公募。当社研究者と連携した1年間のフィジビリティー研究(予備的な共同研究)により、創薬シーズ・技術としての可能性を検討する。有望と判断されたテーマは、本格的な共同研究に移行する。

B.プロジェクト型: 創薬シーズ・技術の育成・発展が期待できる具体的で大型の研究テーマを公募。研究プロジェクトは、異なる組織(大学、学部など)に所属する研究者の構成でも可。本研究には、研究プロジェクトに当社研究者が参画し、2年間の共同研究の形式で実施する。

C.シーズ育成型: 実用化につながる知的財産や独自のノウハウを保有する研究テーマを公募。採用後、知的財産の発展強化を目指した本格的な共同研究への移行や、ベンチャー起業の可能性を、一定期間内に検討する。起業の可能性が高いと判断された場合には、ベンチャー設立の支援も検討する。

 

2.募集研究テーマ

 ①癌領域

 ②循環代謝領域(代謝性疾患、および心臓・血管系疾患)

 ③先端医薬

 ④抗体医薬・核酸医薬

 ⑤製薬技術プラットフォーム

  

3.応募対象者

   大学・公的研究機関などに所属する研究者で、応募内容の研究を日本国内で遂行可能な方

 

4.スケジュール

        募集期間:      2011年6月1日~6月30日

        一次選考期間: 2011年7月1日~7月31日

        二次選考期間: 2011年8月1日~9月30日

      フィジビリティー・共同研究開始 : 2011年 10月1日以降、順次開始

 

※当社ウェブサイト内TaNeDSページで関連情報を掲載しております。

TaNeDSページ:https://www.daiichisankyo.co.jp/rd/taneds/index.html

以上

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