2012年02月28日
IR情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 斎 寿明
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

ランバクシーの2011年決算発表について

グローバル売上高20億ドルを突破

次のステージの成長を確固たるものに

 

インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、2012年2月23

ランバクシー・ラボラトリーズ社(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は本日、2011年第4四半期(10~12月)および2011年通期(1~12月)の監査済の決算を発表いたしました。

 

財務ハイライト

 

2011年第4四半期(10~12月)連結業績の概況

・   連結売上高 37,433百万ルピー(736百万ドル) [前年同期:20,907百万ルピー(468百万ドル)]

・   EBITDA 9,548百万ルピー(188百万ドル)対売上高25% [前年同期:2,302百万ルピー(53百万ドル)]

 

当四半期の連結業績には、EBITDAより下段の会計項目において、

(1)引当:米国司法省(DOJ)との案件に関する引当500百万ドル、並びに

(2)為替差損:過去に契約した長期の通貨オプション取引及び外貨建て借入を時価評価、を特別項目として計上しております。その結果、当四半期は29,828百万ルピー(586百万ドル)の純損失となりました。加えて(3)減損及び棚卸資産の引当合わせて1,357百万ルピーを計上しております。

 

2011年通期(1~12月)連結業績の概況

・   連結売上高 99,769百万ルピー(2,114百万ドル) [前年同期: 85,507百万ルピー(1,868百万ドル)]
(FTF[i]を除いたベースビジネスも増収)

・   EBITDA 18,299百万ルピー(381百万ドル)対売上高18% [前年同期: 18,389百万ルピー(402百万ドル)]

 

2011年通期は28,997百万ルピー(568百万ドル)の純損失となりました。当期の収益は、FTFの貢献度の違いや、DOJとの案件に関する引当及び前例のない為替変動を背景に会計の慎重の原則に則り時価評価した特別項目の影響により、前年同期の収益と厳密な比較はできません。

ランバクシーのCEO兼社長のアルン・サウニーは次のように述べています。「ランバクシーがインド発の製薬企業として、史上初めて売上高20億ドルを突破したことを大変嬉しく思います。当社は、米国においてリピトール®[ii]のジェネリックであるアトルバスタチンを成功裏に発売いたしました。また、米当局との長年にわたる案件の解決に向けた進捗にも満足しております。米国食品医薬品局(FDA)との和解及びDOJが最終的に課しうる罰金に対する引当は、当社の主要マーケットの一つである米国での事業展開の予見性を大いに高めることになります。」

「本年、ランバクシーはプロセスの強化、選択した疾患への研究開発資源の集中、生産効率及びコストの改善に向けた取り組み、ブランド・マーケティング戦略の再評価、そして、より重要な市場への注力、に重点を置いてまいりました。」

 

主要ハイライト

 

ビジネス

・   米国においてアトルバスタチン(ファイザー社のリピトール®のジェネリック)を2011年11月30日に180日間の独占販売期間付で成功裏に発売いたしました。また、カデュエット®[iii](アトルバスタチンとアムロジピンの配合剤)についても、オーソライズド・ジェネリック(AG)[iv]として収益に貢献させております。リピトールは米国での売上高79億ドル(IMS2010)を誇った、世界最大の医薬品でした。カデュエットの米国での市場規模は339百万ドルでした。

・   FTFを除いたベースビジネスにおいても前年同期に対して成長を記録いたしました。

・   特別項目や時価会計の影響を除外したベースビジネスの売上高およびEBITDA利益率は、前年同期に対して継続的に改善いたしました。

・   北米、インド、アフリカ、原薬事業などの主要マーケット/事業において成長を記録いたしました。

・   インドでは流通市場において16%の成長率を記録し、市場全体の成長率15%を上回りました。市場シェアは4.69%と、前年の4.65%から改善いたしました。(IMS SSA Audit Dec 2011)

・   米国のFTFを除いたベースビジネスは好調に推移いたしました。

・   440百万ドルのFCCB[v]を期日通りに償還いたしました。

・   第一三共とのハイブリッドビジネスモデルをさらに強化いたしました。イタリア、シンガポール、マレーシアなどにおいてランバクシーが第一三共の製品を展開する一方で、メキシコにおいては第一三共がランバクシーの専門知識を活用いたします。また、ランバクシーおよび第一三共両社の社会的責任を具現化すべく、両社が手を携え、インド、カメルーン、タンザニアを跨ぐ新たな社会貢献プロジェクトを実施いたしました。

 

薬事、研究開発

・   FDAと同意協定書を締結いたしました。同協定書は2012年1月26日にメリーランド地区合衆国連邦地方裁判所に承認されました。

・   DOJとの案件に関する引当500百万ドルを計上いたしました。

・   インド中央医薬品基準管理機構より、P. Falciparum マラリア(熱帯熱マラリア原虫)の治療薬の製造販売承認を取得いたしました。本件はインドにおける医薬品開発の幕開けであります。ランバクシーは今後とも医薬品開発をリードしてまいります。

・   第4四半期(10~12月)には、FDA、世界保健機構(WHO)、EU、韓国、マレーシアなど世界の10の薬事当局が、当社のインドをはじめとする世界各地の原薬及び製剤工場の査察を実施いたしました。通期(1~12月)では、18の異なる薬事査察当局より42回の査察が実施されました。

・   2011年において、当社は231件の製剤の承認申請を行い、180件の承認を取得いたしました。原薬については160件のドラッグマスターファイル(DMF)を申請いたしました。

 

グローバル売上高

 

2011年第4四半期(10~12月)の連結売上高は57%増収の37,433百万ルピー(736百万ドル)となりました。

 

2011年通期(1~12月)の連結売上高は99,769百万ルピー(2,114百万ドル)と、前年同期の85,507百万ルピー(1,868百万ドル)に対して13%の増収となりました。2011年の新興国における売上高は1,003百万ドルで、先進国においてはFTFの寄与もあり966百万ドルの売上高を計上いたしました。残りの売上高は原薬その他によるものです。

 

・   北米:第4四半期の売上高は、FTF独占販売の寄与により230%を超える増収の19,666百万ルピー(407百万ドル)となりました。
通期の売上高は38,064百万ルピー(791百万ドル)、18%の増収となりました。米国においては、通期の売上高は34,772百万ルピー(720百万ドル)、27%の増収となりました。

・   インド:第4四半期の売上高は4,818百万ルピー(95百万ドル)となりました。ランバクシーの業績は、2011年後半に抗菌剤などの急性期疾患を中心に市場が減速した影響を受けました。
通期の売上高は19,513百万ルピー(412百万ドル)、7%の増収となりました。この内、コンシューマーヘルスケア(OTC)事業の売上高は通期で3,110百万ルピー(67百万ドル)、20%を超える増収となりました。
ランバクシーはインド市場において、急性及び慢性いずれの領域でもブランド力を強化すべく取組んでおります。

・   ヨーロッパ:第4四半期の売上高は前年同期並みの3,807百万ルピー(75百万ドル)となりました。
通期の売上高は13,866百万ルピー(297百万ドル)、11%の増収となりました。南欧および中欧の新興国での伸長が寄与いたしました。

・   CIS:第4四半期の売上高は9%減収の1,439百万ルピー(28百万ドル)となりました。
通期の売上高は5,031百万ルピー(108百万ドル)、6%の増収となりました。

・   アフリカ:第4四半期の売上高は18%増収の2,477百万ルピー(49百万ドル)となりました。
通期の売上高は8,825百万ルピー(189百万ドル)、入札獲得の寄与により23%の増収となりました。

・   アジアパシフィック(含:中東、スリランカ):第4四半期の売上高は微減収の1,444百万ルピー(28百万ドル)となりました。
通期の売上高は5,027百万ルピー(108百万ドル)、8%の増収となりました。
ラテンアメリカの第4四半期の売上高は656百万ルピー(13百万ドル)と、1/3近く減少いたしました。通期の売上高は2,826百万ルピー(61百万ドル)となりました。

・   原薬その他の第4四半期の売上高は8%増収の2,182百万ルピー(43百万ドル)となりました。
通期の売上高は26%増収の6,774百万ルピー(144百万ドル)となりました。

 

見通し:2012年は、FTF独占販売によるアップサイドを含まないベースケースとして、売上高22億ドルの達成を見込んでおります。

 


[i] First to File:米国において180日間の独占販売期間を有するジェネリック

[ii] リピトール®は米国ファイザー社の商標です

[iii] カデュエット®は米国ファイザー社の商標です

[iv] Authorized Generic:先発メーカーのオーソライズ(公認)の元に販売するジェネリック

[v] Foreign Currency Convertible Bonds:外貨建転換社債型新株予約権付社債

 

 

 

本資料は、ランバクシーが2月23日に英語で発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、内容および解釈については英語が優先されますことをご了承ください。また、本資料はインドの会計基準に基づくものであり、当社が5月11日に発表予定の日本基準の決算時には一部調整等が入りますことをご了承ください。なお、本資料の原文(英語版)は http://www.ranbaxy.com をご参照ください。

以上

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