2013年03月22日
企業情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

中期経営計画(2013~2017年度)の策定について

この度、第一三共グループは、2013年度を起点とする5ヵ年の第3期中期経営計画を策定しましたので、下記の通りお知らせいたします。

<第3期中期経営計画(概要)>

1.2017年度経営目標

本中期経営計画期間は2013年度から2017年度の5ヵ年とし、その間に主要国での独占販売期間満了を迎える当社主力製品、高血圧症治療剤オルメ サルタンのパテントクリフを乗り越え、継続的成長を実現していきます。このような観点から、「持続的成長(売上)の実現と収益性(営業利益率)の改善」な らびに「第一三共/ランバクシーを軸とするグループビジネスの深化と成果(シナジー)創出」の2つの経営目標を定め取り組んでまいります。

 

(1)  持続的成長(売上)の実現と収益性(営業利益率)の改善

第1期、第2期中期経営期間中に構築してきた事業基盤を最大活用し、持続的成長を実現します。また、収益性の改善に取り組みます。

・年平均売上成長率 CAGR   5%以上 (2012-2017年度)

・2017年度 営業利益率 15%以上

・ROE 10%以上  

・EPS 150円以上

・安定的な配当と機動的な株主還元

 

(2)  第一三共とランバクシーを軸とするグループビジネスの深化と成果(シナジー)創出

第一三共とランバクシーは、各々の既存ビジネスにおいて高い成長と収益性の改善を実現するとともに、既に着手した営業面や製造面における協働だけで なく、新たな市場の開拓や高い付加価値を有する製品の創出を含め、バリューチェーンのあらゆるプロセスにおいてシナジー創出を目指します。

・主要国(日本・インド・米国)・新興国における成長基盤の拡充

・環境変化に適応したグループ事業運営体制の革新

 

2.重点戦略

(1)  イノベーティブ医薬品の製品ポートフォリオ・研究開発パイプラインの強化

・オルメサルタンの収益最大化

・抗血小板剤プラスグレル・経口FXa阻害剤エドキサバンの製品価値最大化

・日本における主力製品群の成長

・エドキサバンに続く自社研究開発パイプラインの強化

・バイオ医薬品事業への本格参入

・外部資源の獲得

 

(2)  多様なローカルニーズに対応した、競争力のある事業展開

・ランバクシー・ASCA(※)による新興国での事業拡大

・鉄欠乏性貧血治療剤インジェクタファー上市による米国鉄剤市場でのトップシェア維持

・日本のジェネリック医薬品事業、ワクチン事業の収益拡大

 

(3)  低コスト体質への転換

・世界各地域の環境変化に適応した事業運営体制の革新

・グローバルサプライチェーンの構築と継続的な原価低減

・事業・地域別収益管理の強化

 

3.2017年度の計数目標

 

2017年度目標

【参考】2012年度見込

売上高

13,000億円

9,900億円

原価率

37

31%

販売管理費比率

(うち研究開発費)

48

(14%)

59%

(19%)

営業利益

2,000億円

(15%)

1,000億円

(10%)

純利益

1,100億円

500億円

2017年度の想定為替レート:1USドル=90円、1ユーロ=120円

 

※ASCA:アジアおよび中南米における第一三共グループ会社

 

なお、詳細につきましては添付資料をご参照願います。

添付資料はこちらから

以上

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