2013年05月09日
IR情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

ランバクシーの2013年第1四半期決算について

~第1四半期売上高24,398百万(243.98億)インドルピー、ベースビジネスは10%超の成長~

引き続き高付加価値市場と差別化製品に注力

 

 

インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区(2013年5月8日)

ランバクシー・ラボラトリーズ(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は本日、2013年第1四半期(1~3月)のインド会計基準に基づく決算を発表いたしました。 

 

  1. 1.  財務ハイライト

2013年第1四半期(1~3月)連結業績の概況

・   連結売上高 24,398百万ルピー [前年同期:37,090百万ルピー]

・   EBITDA 1,549百万ルピー

・   税引き後利益1,258百万ルピー

  •   -当第1四半期の連結売上高は、アトルバスタチン独占販売による大幅な貢献があった前年同期よりも減収となりましたが、ベースビジネスでは2桁成長を示しました。
  •   ー当第1四半期の収益性は前年同期と比較すると低くなりましたが、これは前年同期にはアトルバスタチン独占販売による貢献があったためです。

 

ランバクシーのCEO兼社長のアルン・サウニーは次のように述べています。

「インド、そして東欧、CIS、アフリカ、中東など主要な新興国市場において、力強い成長が戻ってきました。AbsoricaTM(難治性患者向けニキビ治療薬)の市場シェア拡大、米国におけるDesevenlafaxine(うつ病治療薬)の販売権獲得など、差別化製品への注力が効を奏してきました。また引き続き一般経費等の最適化にも取り組んでおります。」

 

  1. 2.  主要ハイライト

ビジネス

・   2013年第1四半期のベースビジネスの売上高は、前年同期比で2桁成長となりました。

  •   -インド、アフリカ、東欧およびCISなどの主要な新興国市場で売上を伸ばしました。

・   ランバクシーは幾つかの製品機会を具現化しました。そのうち重要であったのは、

  •   -Desevenlafaxine(Pfizer Inc.のPristiq)の新薬としての上市
  •   -AbsoricaTM(isotretenoin)の市場シェア獲得は今後に期待ができます。2013年4月29日現在で9.4%の市場シェアを獲得しました。
  •   -ピオグリタゾン(武田薬品工業(株)のアクトス)のオーソライズドジェネリックの独占販売期間が2013年2月中旬に満了しました。
  •   -米国においてエボザックのブランド名で第一三共Inc.が販売している、セビメリン30mgカプセルのオーソライズドジェネリックは、50%以上の市場シェアを獲得しました。

・   インドでの売上成長率は11%でした。

・   第一三共とのハイブリッドビジネスモデルのもと、ブラジルにおけるビジネス協業を更に拡大しました。

 

薬事、研究開発、生産

・   2012年1月に米国FDAと締結した同意協定書(Consent Decree: CD)の履行については、計画通り進捗しています。

・   3品目のANDA製品を米国において申請しました(2品目のFTF候補製品を含む)。

・   米国市場において、アトルバスタチンの供給を再開いたしました。

 

  1. 3.  グローバル売上高

2013年第1四半期(1~3月)の連結売上高は24,398百万ルピーとなりました(前年同期:37,090百万ルピー)。アトルバスタチン売上を控除したベースでは、前年同期比で2桁成長となりました。

 

高付加価値製品とOTCの売上高は12,238百万ルピーで、全体の50%を占めました。原薬を含むジェネリックの売上高は12,160百万ルピーでした。

 

・   北米:第1四半期の売上高は6,892百万ルピーでした。前年同期は期初においてアトルバスタチン独占販売による大幅な貢献がありました。

  •   -米国では、第1四半期の売上高は5,956百万ルピーでした。

・   インド:第1四半期の売上高は5,427百万ルピー、前年同期比11%の増収となりました。インド製薬市場の成長率は約9%へと下落しました。

・   東欧・CIS:第1四半期の売上高は3,604百万ルピー、前年同期比で15%の増収となりました。

・   西ヨーロッパ:第1四半期の売上高は2,018百万ルピー、前年同期比で18%の減収となりました。

・   アフリカ・中東:第1四半期の売上高は2,983百万ルピー、前年同期比で23%の増収となりました。

・   アジア パシフィック・ラテンアメリカ:第1四半期の売上高は1,659百万ルピーとなりました。

・   原薬その他:第1四半期の売上高は1,815百万ルピーとなりました。

 

 

以  上

 

 

 本資料は、ランバクシーが5月8日に英語で発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、内容および解釈については英語が優先されますことをご了承ください。また、本資料はインドの会計基準に基づくものであり、当社が7月31日に発表予定の日本基準の決算時には一部調整等が入りますことをご了承ください。なお、本資料の原文(英語版)は http://www.ranbaxy.com をご参照ください。

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