第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、本日開催の取締役会において、当社グループの2014年3月期決算から連結財務諸表及び連結計算書類について、従来の日本基準に替えて国際会計基準(以下「IFRS」)を適用することを決議いたしましたので、お知らせします。
当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上、グループ内での会計処理の統一、グローバル市場における資金調達手段の多様化等を目指し、今後の欧米、アジア等での事業拡大、抗凝固剤エドキサバンのグローバル展開などを踏まえ、2014年3月期よりIFRSを適用することといたしました。
日本基準とIFRSとの主要な差異を織り込んで試算したIFRSの2014年3月期通期の業績予想の概算値は次ページをご参照ください。
(ご参考)
2014年5月15日:2014年3月期連結業績はIFRSにて開示
(日本基準との差異も別途開示予定)
2014年6月下旬 :有価証券報告書はIFRSにて開示
IFRSとは、International Financial Reporting Standards の略称です。
2014年3月期連結業績予想 日本基準とIFRSとの差異(概算値)
(億円)
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日本基準(A)
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IFRS(試算)(B)
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差異(B-A)
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売上高
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11,100
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11,100
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0
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営業利益
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1,050
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1,050
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0
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税引前利益 (*1)
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1,020
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950
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-70
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当期純利益 (*2)
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650
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650
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0
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*1: 営業外損益および特別損益につきましては、IFRSにおいて金融収益/費用として計上される金融関係以外は営業利益に含まれております。
*2: IFRSにおける当期純利益は、日本基準との比較のベースを合わせるため、親会社所有者帰属の当期純利益を表記しております。
以 上