2014年07月30日
IR情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

ランバクシーの2014年度第1四半期決算について

2014年度第1四半期(2014年4~6月)売上高237億インドルピー

~ベースビジネスの収益性において成長を示す~

 

インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区(2014年7月29日)

ランバクシー・ラボラトリーズ(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は本日、2014年度第1四半期(2014年4~6月)のインド会計基準に基づく決算を発表いたしました。

 

  1. 1.  財務ハイライト

2014年度第1四半期(2014年4~6月)連結業績の概況

連結売上高: 237億ルピー [2013年1~3月:258億ルピー]

EBITDA:24億ルピー

 

ランバクシーのCEO兼社長のアルン・サウニーは次のように述べています。

「引き続き、新興国を中心としたベースビジネスの成長に向け努力するとともに、米国や欧州といった、我々にとって伝統のある市場における成長軌道の回復を目指します。」

 

  1. 2.  主要ハイライト

ビジネス・財務

・2014年6月26日、米国FDAより、バルサルタン40mg錠、80mg錠、160mg錠、320mg錠の独占的な製造販売承認を取得しました。バルサルタンは、高血圧と心臓病の治療に処方されています。Diovan(バルサルタンの先発品ブランド名)の年間売上高は、21.9億ドルでした(2014年4月 IMS-MAT)。

・インド製薬市場の成長率(IPM)が10%であったのに対し、インドでのビジネスは12%の成長を記録しました。引き続きこの勢いが続くことを期待しています。

・第1四半期のベースビジネスのEBITDAは前年同期以上に引き続き成長しました。

・米国において、AbsoricaTM(isotretenoinの新薬:難治性にきび治療薬)は、引き続き強固な市場シェアを維持しています。2014年6月27日時点で、市場シェアは約20%でした。

 

薬事・研究開発・生産

・トアンサ原薬工場に対して2014年3月に実施された、英国、アイルランド、ドイツ、スイスを含む複数の欧州当局とオーストラリア当局との共同査察は、重大な指摘はなく終了しました。査察チームは、トアンサ原薬工場で製造された製品に品質または安全性に問題があるという証拠は全くなかった、と結論づけました。その結果、2014年6月5日、これらの欧州当局はトアンサ工場に対する欧州GMP保証(EU GMP certificate)を復活させました。

・ランバクシーは、ナショナル証券取引所(NSE)およびボンベイ証券取引所(BSE)から、ランバクシーとサンファーマの合併スキームに関しては、インド証券取引委員会(SEBI)の見解どおり異議はない旨の通知を受けております。

・この通知を踏まえ、ランバクシーはパンジャブ州およびハリヤナ州の高等裁判所へ、株主総会を招集するための請願を提出いたしました。

 

  1. 3.  グローバル売上高

2014年度第1四半期(2014年4~6月)の連結売上高は237億ルピーとなりました(前年同期:258億ルピー)。

  •        ➢  高付加価値製品とOTCの売上高は137億ルピーとなり、全体の58%を占めました。ジェネリックとその他のカテゴリーの売上高は100億ルピーでした。

北米:第1四半期の売上高は76億ルピーでした。

  •        ➢  米国では、第1四半期の売上高は70億ルピーで、主に20%のシェアをもつAbsoricaTMによるものでした(2014年6月IMS)。

インド:インド国内市場における第1四半期の売上高は、61億ルピーで、前年同期比で12%の成長でした。

  •        ➢  OTC事業(コンシューマーヘルスケア)の売上高は9億ルピーでした。

東欧・CIS:第1四半期の売上高は、34億ルピーでした。ウクライナ情勢にも関わらず、引き続き効率的な営業活動を行なっております。

西ヨーロッパ:第1四半期の売上高は24億ルピーでした。前年同期比で10%の成長でした。これは、英国、ドイツ、スペインにおける好業績によるものでした。

アフリカ・中東:第1四半期の売上高は20億ルピーでした。

アジア パシフィック・ラテンアメリカ(含むスリランカ):第1四半期の売上高は16億ルピーでした。

  •        ➢  ラテンアメリカにおける第1四半期の売上高は4億ルピーでした。

原薬その他:第1四半期の売上高は5億ルピーでした。トアンサ・デワス両工場からの自主的な輸出停止の影響を受けました。

 

*特に記載がない限り、全ての成長率の数値は期間中の為替変動を除いた一定の為替ベースで計算しています。

 

以  上

 

 

本資料は、ランバクシーが7月29日に英語で発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、内容および解釈については英語が優先されますことをご了承ください。また、本資料はインドの会計基準に基づくものであり、第一三共株式会社が2014年7月31日に予定している決算発表時には一部調整等が入りますことをご了承ください。なお、本資料の原文(英語版)は http://www.ranbaxy.com をご参照ください。

 

 

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