2014年10月29日
IR情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

ランバクシーの2014年度第2四半期決算について

2014年第2四半期(2014年7~9月)売上高322億インドルピー

2014年上半期累計(2014年4~9)売上高559億インドルピー

 

インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区(2014年10月28日)

ランバクシー・ラボラトリーズ(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は本日、2014年度第2四半期(2014年7~9月)ならびに2014年度上半期(2014年4~9月)のインド会計基準に基づく決算を発表いたしました。

 

1.  財務ハイライト

2014年度第2四半期(2014年7~9月)連結業績の概況

・  連結売上高: 322億ルピー [2013年7~9月:275億ルピー]

   米国におけるバルサルタンの独占販売が寄与しました。

・   EBITDA:81億ルピー

   ベースビジネスの収益性は前年同期並みでした。

2014年度上半期(2014年4~9月)連結業績の概況

・   連結売上高: 559億ルピー [2013年4~9月:533億ルピー]

・   EBITDA:105億ルピー

 

当四半期の税金、少数株主損益ならびに関係会社損失配分控除後の純利益は48億ルピーでした。

 

ランバクシーのCEO兼社長のアルン・サウニーは次のように述べています。

「当四半期は、インドと西欧がベースビジネスの成長を牽引しました。米国では、180日間の独占販売権をもってバルサルタンを上市致しました。将来の成長へ向けて、ブランドを創造すること、差別化された製品を供給していくことに引き続き私たちは注力していきます。」

 

2.  主要ハイライト

ビジネス・財務

・   2014年7月7日、米国でバルサルタン40mg錠、80mg錠、160mg錠、320mg錠を独占的に上市しました。バルサルタンは、高血圧と心臓病の治療に処方されています。

・   インドでのビジネスは前年同期比12%の成長を記録しました。これは、インド製薬市場の成長率(IPM)と同レベルです。引き続きこの勢いが続くことを期待しています。

・   米国において、AbsoricaTM(isotretenoinの新薬)は、引き続き強固な市場シェアを維持しています。2014年9月末時点で、市場シェアは約20%でした(IMS)。

 

薬事・研究開発・生産

・   2014年7月24日、ブラジルでのisotretenoinカプセルの独占的な流通・販売のため、Cipher Pharmaceuticals Inc.とライセンス契約を締結しました。

・   2014年10月1日、AbsoricaTM(isotretenoin)の25mgと35mgカプセルの米国市場への上市を発表しました。

・   裁判所が招集した株主総会において、ランバクシー・サンファーマ両社の合併については、必要とされていた大多数の賛成をもって承認されました。

 

3.  グローバル売上高

2014年第2四半期(2014年7~9月)の連結売上高は322億ルピーとなりました(前年同期:275億ルピー)。米国でのバルサルタンの独占販売、西欧・インドビジネスの強い成長が寄与しました。

   ➢ 高付加価値製品とOTCの売上高は139億ルピーとなり、全体の43%を占めました。ジェネリック(米国での独占販売:FTFを含む)とその他のカテゴリーの売上高は183億ルピーでした。

・   北米:第2四半期の売上高は142億ルピーでした。

   ➢ 米国では、第2四半期の売上高は135億ルピーで、バルサルタン独占販売による大きな貢献により、前年同期よりも大幅に増収となっております・。

・   インド(CHC含む):インド国内市場における第2四半期の売上高は、64億ルピーで、前年同期比で12%の成長でした。ブランドビジネス中での主要なセグメントでの復調が見えてきています。

   ➢ OTC事業(CHC:コンシューマーヘルスケア)の売上高は10億ルピーでした。

・   東欧・CIS:第2四半期の売上高は、40億ルピーでした。

・   西ヨーロッパ:第2四半期の売上高は23億ルピーでした。前年同期比で17%の成長でした。これは、英国、ドイツ、スペイン、北欧における好業績によるものでした。

・   アフリカ・中東:第2四半期の売上高は24億ルピーで、前年同期と同レベルでした。

・   アジア パシフィック・ラテンアメリカ(含むスリランカ):第2四半期の売上高は19億ルピーでした。

・   原薬その他:第2四半期の売上高は9億ルピーでした。トアンサ・デワス両工場における出荷問題の影響を受けました。

 

*特に記載がない限り、全ての成長率の数値は期間中の為替変動を除いた一定の為替ベースで計算しています。

 

本資料は、ランバクシーが10月28日に英語で発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、内容および解釈については英語が優先されますことをご了承ください。また、本資料はインドの会計基準に基づくものであり、第一三共株式会社が2014年10月31日に予定している決算発表時には一部調整等が入りますことをご了承ください。なお、本資料の原文(英語版)は http://www.ranbaxy.com をご参照ください。

 

以  上

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