2016年10月04日
企業情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治 
(コード番号 4568 東証第1部)
問合せ先 常務執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL  報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

がん免疫に関するAgonOx社との共同研究及びオプション契約締結について

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、新規がん免疫薬の研究開発を行うバイオベンチャー企業であるAgonOx, Inc.(以下「AgonOx社」)と、特定のがん免疫薬に関する共同研究及びオプション契約を締結しましたので、お知らせいたします。

本契約の下、当社とAgonOx社は共同で、特定のがん免疫薬に関する非臨床試験を実施します。また、当社は、非臨床試験結果の評価後、同がん免疫薬の研究、開発、製造、商業化に関する全世界における権利を取得できる独占的オプション権を獲得しました。

今回のAgonOx社との研究提携は、当社のがん免疫領域の研究開発力強化につながるものと期待しています。

以 上

 

 

 (ご参考)

<AgonOx(アゴノックス)社の会社概要>

所在地:米国オレゴン州ポートランド

概 要:新規がん免疫薬の研究開発を行うバイオベンチャー企業。

2011年にMedImmune社(Astra Zeneca社の子会社)に抗OX40抗体を導出した経験を持つ。

 

第一三共のがん事業について

当社は、世界トップ水準のサイエンス(科学的知見、技術)を応用し、がん患者さんのための革新的な治療を提供していきます。

当社は、がん領域の開発パイプラインの拡充を進めており、現在、固形がんと血液がんの両領域で20以上の新規の低分子および抗体医薬を保有しています。第3相臨床試験中の開発品目には、FLT3-ITD阻害剤キザルチニブ(目標適応:急性骨髄性白血病)、CSF-1R阻害剤ペキシダルチニブ(目標適応:腱滑膜巨細胞腫、固形がんにおける抗PD-1抗体との併用試験(第1/2相)も実施中)、MET阻害剤チバンチニブ(目標適応:肝細胞がん)等があります。

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