2020年01月10日

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○○ 様

あけましておめでとうございます。
2020年は東京オリンピック開催年ということで、休日も今年に限り変則的になっています。例年10月の「体育の日」を「スポーツの日」と改め、オリンピック開会式の7月24日に充て、7月第3月曜日の「海の日」は開会式前日の7月23日に。土曜日が休日なら、26日までの4連休になります。また、8月11日の「山の日」は8月9日の閉会式翌日の8月10日になるので、ここも土曜が休日なら3連休に。スポーツの日が移動したことで、今年の10月は祝日がありません。スポーツの日は、来年以降は、また10月の第2月曜日に戻ります。3月からは全国を巡る聖火リレーも始まり、オリンピックの話題が尽きない1年になりそうですね。

2020年第1号のメールマガジンでは、代表取締役社長兼CEOの眞鍋淳から全社員向けに発信された新年メッセージをご紹介いたします。本年も変わらぬご支援を賜りたく、よろしくお願いいたします。

 

INDEX──────────────────────────────────

【01】:代表取締役社長兼CEOの眞鍋 淳の新年メッセージ

【02】:ニュースリリース ピックアップ

【03】:第一三共からのお知らせ

【04】:皆様からの声

───────────────────────────2020年1月10日号─

 

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【01】:代表取締役社長兼CEOの眞鍋 淳の新年メッセージ

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■CEOの使命:2025年ビジョンの実現に向けて

・DS-8201の躍進

 第一三共グループにとって、2019年は大きな前進を成し遂げた一年となりました。牽引役のDS-8201は、3月にアストラゼネカ社とグローバル開発及び販売提携契約を締結し、日本では9月に承認申請を行い、米国では12月に製品名ENHERTU(エンハーツ)として承認を取得しました。DS-8201が臨床試験を開始してから約4年半と言う、記録的な早さで承認にいたった理由は、薬剤のポテンシャルの高さだけではなく、当社の総合力が発揮されたからであると思っています。

DS-8201は当社創業以来の製品規模になる可能性が十分にあります。アストラゼネカ社との協業の下、拡大する臨床試験を推進し、DS-8201を一日でも早く一人でも多くの患者さんにお届けできるよう取り組んでいきましょう。

 

・深めた自信を確信に

DS-8201に続くADCであるDS-1062、U3-1402の開発も進んでおり、第一三共のADCテクノロジーに対する内外の評価がかつてないほどに高まっています。12月にはDS-8201、DS-1062 、U3-1402への選択と集中を加速する「3 and Alpha」戦略を国内外で発信しました。

2019年は、「2025年ビジョンを確実に実現できる」という自信を深めることができた一年でした。2020年はこの自信をより一層深め、成功への確信へとつなげていく一年にしていきましょう。

 

■CEOの使命:持続的成長に向けて

・ニューモダリティへの挑戦

企業の持続的成長に向けて、次の創薬への打ち手を考えるのもCEOである私の使命です。細胞治療や遺伝子治療、核酸医薬といった新しい治療手段、ニューモダリティをはじめ、次世代創薬への挑戦が重要なテーマです。

AIやビッグデータなどのデジタルレボリューションを活用した新たな医療サービスもニューモダリティに含まれると考えています。全社視点のデジタル戦略を明らかにし、推進体制を整えたいと考えています。

 

・Beyond 2025

次期中計を2021年公表に向けて策定していきますが、2025年ビジョンを実現した先、2030年、2035年の社会はどうなっているのか。その時、第一三共は何で勝負するのか。DS-8201をはじめADCの最大化を図ることは目下のテーマですが、ADCの次に、どんなモダリティを、どんな医療ソリューションを持っているべきか。デジタルレボリューションの影響も含め、当社の将来像について中長期的な視点で考えていきたいと思います。

 

■第一三共グループの一員として

・第一三共の存在意義

当社の存在意義、即ちPurposeは、企業理念の最後に掲げている「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことです。そして、国連の持続可能な開発目標、SDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」は、まさに私たちのPurposeそのものといえます。私たちの本業であるアンメット・メディカル・ニーズに応える革新的医薬品の継続的な創出に邁進することが、そのままSDGsへの貢献につながります。

アンメット・メディカル・ニーズと創薬の先には必ず患者さんがいます。患者さんの役に立つ薬を作るという製薬会社の使命を今一度肝に銘じましょう。

自分たちが生み出した薬が、どんなところでどんな風に使われ、どのように患者さんに貢献できるのか。そのために、今自分がやるべきことは何か。一人ひとりが自身の仕事のシーンにおいて患者さん目線を意識していくことが大切です。

 

・企業風土

 私は“Science and Quality based Strategy”という言葉を大切にしており、判断を下すときには、論理的に導き出した戦略に基づき、タイムリーに判断することが大事だという信念を持っています。そのためには、判断材料となる情報を日々蓄積しておかなければなりません。現場で働く皆さんだからこそ持っている情報、日々の業務で感じていることは、会社の未来をつくるうえで非常に有益な情報となり得ます。活発に意見を出し合いながら、当社の未来についても一緒に考えていきましょう。

 

・コンプライアンスの徹底

 昨年もさまざまな業界で企業不正が明るみに出ましたが、たった一つのコンプライアンスの逸脱行為により、それまで築き上げてきた企業全体の価値が失われるという事例は、枚挙にいとまがありません。社外の人から見られた時にその信頼を損なわないか、誠実といえるかという視点で常に考えましょう。当社グループに対する信頼を支えているのは、皆さん一人ひとりの日々の行動です。改めてコンプライアンスの重要性を意識してほしいと思います。

 

・第一三共グループ全員で

昨年はエドキサバンがグローバルで、当初の計画より2年も前倒しで10億ドルの売上を達成しました。今後も売り上げを伸ばせる力があると見ていますので、引き続き高みを目指していただきたいと思います。

2020年の最も重要な経営課題はDS-8201の医療現場での円滑な浸透です。

第一三共グループ全員が、今年一年も元気にやりがいを持って日々業務に励んでいただきたいと思います。2025年ビジョン、そしてその先の未来へと、一歩ずつ前進し続けていきましょう。

 

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【02】:ニュースリリース ピックアップ

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◆1月7日(火)発表 --------------------------------------------

ENHERTU(R)(トラスツズマブ デルクステカン)の米国における新発売のお知らせ 

当社は、ENHERTU(R)(HER2に対する抗体薬物複合体(ADC))を「転移性の乳がんに対する治療として2つ以上の抗HER2療法を受けたHER2陽性の手術不能又は転移性乳がん」を適応として、米国にて新発売しました。

 

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【03】:第一三共からのお知らせ

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◆今後のIR関連スケジュール

1月31日(金)2019年度 第3四半期決算 (2019年4月1日~12月31日) 発表

 

◆次回のIRメールマガジンは、1月31日(金)に発行予定です。

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【04】:皆様からの声

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皆様からのご意見・ご質問を、info@daiichisankyo.co.jp まで、お気軽にお寄せください。

 

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