2017年01月06日
IRメールマガジンバックナンバー

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○○ 様

あけましておめでとうございます。

今年は酉年。十二支の「酉」は、「酒」の字の“つくり”にも使われているように、酒つぼを表し、収穫した果実から酒を造る、熟して酒ができる、という状態を表しています。転じて、物事が頂点まできわまり、よい成果が得られることを示しています。

また「とり」の音から、「取り込む」にもつながるとされ、商売繁盛など、縁起を担ぐ字ともされています。皆様にとってもよい一年となりますように、お祈り申し上げます。

2017年第1号のメールマガジンでは、代表取締役社長 兼 CEOの中山 讓治から全社員向けに発信された新年メッセージをご紹介いたします。本年も変わらぬご支援を賜りたく、よろしくお願いいたします。

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【01】:代表取締役社長 兼 CEOの中山 讓治の新年メッセージ

【02】:第一三共からのお知らせ

【03】:皆様からの声

───────────────────────────2017年1月6日号─

 

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【01】:代表取締役社長 兼 CEOの中山 讓治の新年メッセージ

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第一三共グループ全社員向けのメッセージではございますが、皆様にもその一部をご紹介いたします。

 

2025年ビジョン「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を実現するための最初の5年間の取り組みが第4期 中期経営計画(以下、「中計」)です。第4期中計の2年目となる本年は、中計のキーメッセージであるTransformation(転換)を力強く進める年にします。

 

 中計で定める戦略目標について、昨年4月からの進捗をお話します。

 

・ エドキサバンの成長

パテントクリフを乗り越え次の成長につなげるためには、DOAC(直接経口抗凝固薬)であるエドキサバンの成長が必要です。日本では好調に市場シェアを伸ばし、昨年にはDOACの新患処方で第3位となり、国内シェアNo.1 に手が届く製品へと成長しています。また、ドイツや韓国でも好調な立ち上がりを見せています。欧州やアジア・中南米も順次、承認・上市を果たしており、今後、グローバルに本格的なプロモーションの展開を進めます。

 

・日本No.1カンパニーとしての成長

今後のグループ収益を支えるもう一つの柱が日本No.1を狙う国内医薬品事業の成長です。我々には循環器領域を中心に多数の優れた製品があり、それを支える評価の高い営業体制があります。これらは日本での事業の持続的成長に好循環を与えています。

日本No.1カンパニーを実現するとともに、2025年ビジョン実現のための研究開発投資を支える継続的な利益の創出を進めます。

日本国内ではジェネリック医薬品、ワクチン、OTCを加えた4つの事業を通じて、予防、セルフメディケーション、治療までの、地域包括ケアの時代に即した幅広いニーズに応えられる、より信頼される日本No.1カンパニーとして、国民の健康で豊かな生活に貢献します。

 

・がん事業の立ち上げ・確立と先進的医薬品の継続的創製

我々はがん事業を、10年後の最も重要なコア事業として定めました。がん領域は、まだ大きなアンメットニーズがあり、最先端のサイエンスを活用することで、イノベーションによって患者さんに貢献できる余地が十分にあります。

昨年はオンコロジーRDユニットを立ち上げ、グローバルヘッドにアントワン・イヴェルを招聘しました。組織、人材に加え、我々には、独自の技術を用いた魅力的な抗体薬物複合体(ADC)の製品群があります。この技術を用いたDS-8201は第1相で極めて有望な結果が得られ、米国FDAのファストトラック指定も受けました。DS-8201を筆頭としたADCのフランチャイズは、キザルチニブをフロントランナーとする急性骨髄性白血病フランチャイズとともに、今後のがん事業の中核を作るものであり、資源を集中的に投入します。 

2025年までにがん事業をコア事業に育てると同時に、疼痛、中枢神経系疾患、心不全・腎障害、希少疾患を次世代領域と位置づけ、核酸医薬、細胞治療、がん治療ウイルスなど、積極的にアカデミアやバイオベンチャーとの提携も進め、研究開発を加速します。優れたサイエンスによって標準治療(SOC)を変革する先進的な医薬品を継続的に創製します。

 

・米国事業の拡大

米国市場では疼痛フランチャイズの確立を目指しています。米国で社会問題となっている麻薬の乱用防止のための啓発活動にも力を入れるとともに、乱用防止製剤である徐放性オピオイドを導入し、早期の上市を予定しています。2017年度には制吐剤配合の麻薬性鎮痛剤の上市を予定しており、現在第3相にある線維筋痛症を適応とした自社創製のミロガバリンとのシナジーを目指しています。

また、鉄欠乏性貧血治療剤インジェクタファーの最大化がグループ全体の収益計画にとって、極めて重要です。

 

・利益創出力の強化

パテントクリフを乗り越えるには、収入面の施策に加え、コストの削減やコスト構造の適正化などを実行し、持続的な利益の創出と将来への投資につなげることが必須です。調達機能の強化、生産体制の最適化、資産の適正化を実施することで、より一層強靭な会社へと進化します。

 

研究開発、サプライチェーン、営業、グループ各社に至る全てのユニットが、中計達成とビジョンの実現を目指し、自ら変革し、互いによく連携することが不可欠です。

外部環境は益々早く変化し、より不確実になっていきます。その中で、我々に必要なことは、目標を見失わず、能動的に自ら変わることです。

中計と2025年ビジョンへの想いを一つにして、まずは中計の初年度である2016年度の目標を着実に達成していきましょう。

 

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【02】:第一三共からのお知らせ

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◆12月19日(月)に、コーポレートガバナンス報告書を更新しました。 

 

◆1月6日(金)に、J.P. Morgan Healthcare Conference プレゼンテーション(米国時間:1月9日)のご案内を掲載しました。 

 

◆今後のIR関連スケジュール

・1月31日(火)2016年度 第3四半期決算 (2016年4月1日~12月31日) 発表 (13時)

同日 報道関係者、機関投資家・証券アナリストを対象とした電話会議 (15時)

 (後日、音声のオンデマンド配信を予定)

 

次回のIRメールマガジンは、1月31日(火)に配信させていただきます。

 

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【03】:皆様からの声

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皆様からのご意見・ご質問を、info@daiichisankyo.co.jpまで、お気軽にお寄せください。

 

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