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第18回(2020年度)「高峰記念第一三共賞」の受賞者が決定しました。

第一三共株式会社の関連公益財団法人である第一三共生命科学研究振興財団(東京都中央区、理事長:眞鍋 淳、以下「当財団」)は、2020年度の第18回「高峰記念第一三共賞」の受賞者として、岡野栄之博士(慶應義塾大学 大学院医学研究科委員長)を選出しましたのでお知らせします。

当財団は、2003年11月に創立20周年記念事業として、旧三共株式会社の初代社長である高峰譲吉博士(社長在職:1913年3月~1922年7月)の研究業績に因み、「高峰記念三共賞(現 高峰記念第一三共賞)」を創設し、毎年、生命科学、特に疾病の予防と治療に関する諸分野の基礎的研究並びに臨床への応用的研究において、その進歩・発展に顕著な功績をあげ、活躍中の研究者に贈呈しております。

なお、当財団は設立以来、生命科学分野における独創的な研究に対する研究助成、国際交流の援助(海外共同研究支援助成及び国際シンポジウムの開催助成)などの助成事業を行っております。

公益財団法人 第一三共生命科学研究振興財団

受賞研究テーマ
「神経幹細胞の基礎研究と臨床応用」

岡野博士は、元来再生能力が無いと言われてきた中枢神経系の再生に挑戦し、RNA結合蛋白質Musashiを中心とした神経系幹細胞生物学研究、幹細胞システムを活用した脊髄損傷の再生医療の開発、神経難病の病態・創薬研究と臨床応用、霊長類遺伝子改変技術の開発と脳科学・神経疾患研究への応用等、幅広い分野で継続して優れた研究実績を挙げてきた。基礎研究と技術開発を基盤として再生医療への応用を進めており、これらの成果の社会実装を含め、今後益々の発展に期待が持てる。

 

(所属機関・役職)

慶應義塾大学 大学院医学研究科委員長、慶應義塾大学医学部・教授

 

(主な略歴)

1983年03月  慶應義塾大学 医学部卒業

1983年04月  慶應義塾大学 医学部・生理学教室・助手

1985年08月  大阪大学 蛋白質研究所・助手

1989年10月  米国Johns Hopkins大学 医学部・ポスドク研究員

1992年04月  東京大学 医科学研究所・助手

1994年09月  筑波大学 基礎医学系・分子神経生物学・教授

1997年04月  大阪大学 医学部・神経機能解剖学研究部・教授

2001年04月  慶應義塾大学 医学部・生理学教室・教授

2007年10月  慶應義塾大学 大学院医学研究科委員長

2015年04月  慶應義塾大学 医学部長

2017年10月  慶應義塾大学 大学院医学研究科委員長

 

(主な受賞歴)

2004年  日本医師会医学賞

2006年  文部科学大臣表彰・科学技術賞

2008年  井上学術賞

2009年  紫綬褒章

2014年  ベルツ賞(1等賞)

第一三共株式会社