イノベーティブ医薬品は、第一三共グループの中で、グループの収益基盤を担う中核事業として位置付けられています。未充足の医療ニーズにお応えする医薬品や治療満足度をさらに上げる高品質な医薬品を正しい情報とともにお届けすることで医療に貢献します。
なお、当ページのコンテンツは医薬品の宣伝や広告を目的とするものではありません。

国内MRの活動

MR（医薬情報担当者）は医師・薬剤師をはじめとした様々な医療関係者の方々に対し、自社医薬品に係る情報の提供・収集・伝達の役割を担っています。また、医療関係者のあらゆるアンメットメディカルニーズを正確に把握し、質の高い客観的な情報を速やかに提供し、各地域における医療関係者を繋ぐ活動を通じて、医療に関係する全ての人から信頼される医療パートナーを目指しています。
私たちは、医療関係者ならびに患者さんとそのご家族からの期待に確実にお応えできるよう、患者さんの視点を忘れず、医療関係者の立場にたち、正確な情報を迅速に分かりやくお届けすることで、人々の健康で豊かな生活に貢献してまいります。

主力製品について

リクシアナ

リクシアナ®（一般名：エドキサバントシル酸塩水和物）は第一三共㈱で開発された、日本国内で唯一3つの適応症※を有する国産の経口抗凝固剤です。
本剤は、優れた有用性と1日1回投与の高い利便性を備えていることにより、抗凝固療法を必要とする多くの患者さんの血栓塞栓症予防にお役立て頂けることを目指して、医療貢献を果たすとともに適正使用を推進して参ります。

   ・静脈血栓塞栓症（深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症）の治療及び再発抑制
   ・下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制

タリージェ

タリージェ®錠（一般名：ミロガバリンベシル酸塩）は第一三共（株）が創製した国産の末梢性神経障害性疼痛*治療剤で、カルシウムチャネルα2δ-1サブユニット**に強力かつ持続的に結合し、鎮痛効果を発揮します（in vitro）。
末梢性神経障害性疼痛領域へ新たな治療の選択肢を提供することで、患者さんや医療関係者の皆様に貢献を果たすとともに、適正使用を推進して参ります。

*   末梢性神経障害性疼痛について
     末梢性神経障害性疼痛は、さまざまな原因によって末梢神経に損傷や機能異常が起こり生じる痛みです。
     代表的なものに糖尿病性末梢神経障害性疼痛や帯状疱疹後神経痛などがあります。
** カルシウムチャネルα2δ-1サブユニットについて
     α2δ-1サブユニットは末梢性神経障害性疼痛の発症及び病態維持に関与しています。

ミネブロ

ミネブロ®（一般名：エサキセレノン）は第一三共㈱で開発された、ステロイド骨格を持たない選択的ミネラルコルチコイド受容体ブロッカーです。
本剤は、ミネラルコルチコイド受容体への高い選択性と強い阻害活性に加え、軽度から中等度腎機能障害患者さんにおいても慎重投与にて投与が可能な薬剤です。また、日本で多く使用されているカルシウム拮抗薬やアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬との併用においてもさらなる降圧効果が確認されました。本剤が日本の高血圧治療に貢献できるように、適正使用を推進して参ります。

エンハーツ

エンハーツ®（一般名：トラスツズマブ　デルクステカン）は第一三共（株）が創製した国産の抗悪性腫瘍剤で、抗HER2抗体に腫瘍細胞内切断型ペプチド含有リンカーを介してトポイソメラーゼI阻害作用を有するペイロードを結合させた抗体薬物複合体(ADC)*です。
本剤は、日本において開始された第1相試験及び、化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌患者さんを対象とした国際共同第2相試験において臨床的有用性が示されております。
また、本剤の投与により重大な副作用として、間質性肺疾患が報告されています。
本剤の適正使用の推進を徹底するとともに、本剤を通して、がん治療に新たな治療選択肢を提供することで、患者さんや医療関係者の皆様に貢献して参ります。

*抗体薬物複合体（ADC）とは、抗体と薬物（低分子化合物）を適切なリンカーを介して結合させた薬剤で、がん細胞に発現している標的因子に結合する抗体を介して薬物をがん細胞へ直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつがん細胞への攻撃力を高めています。