眞鍋 淳 写真


ステークホルダーの皆さまには、日頃より当社グループの経営にご支援・ご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。

第一三共グループの企業理念は「革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことです。そして「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことこそが、社会における当社グループの存在意義(パーパス)です。
企業理念とビジョン

アドレナリンの抽出やオリザニンの発見、サルバルサンの国産化から歩みを始め、当時から日本発の創薬型企業を目指し、自前での創薬にこだわってきました。その後も、脂質異常症、高血圧症や非弁膜症性心房細動・静脈血栓塞栓症などの生活習慣病や、抗菌剤など、画期的な医薬品を創製し、世界の人々へ届けることで、時代が求めるアンメット・メディカルニーズ(未充足の医療ニーズ)に応え続けてきました。2020年1月に米国で、5月に日本で、HER2陽性乳がんの3次治療の適応症で抗HER2 抗体薬物複合体(ADC: Antibody Drug Conjugate)を上市し、がん患者さんへの貢献を開始しました。抗HER2 ADCにつづく、抗HER3 ADC、抗TROP2 ADCを含めた3つのADC(抗体薬物複合体)をより早く、より多くの患者さんに提供することで、2025年ビジョン「がんに強みを持つ先進的なグローバル創薬企業」を実現したいと考えています。
2025年ビジョン

医薬品は、研究を開始してから患者さんの下にお届けするまでには10年、20年という長い年月が必要です。抗HER2 ADCも10年以上の年月を経て、漸く患者さんの下にお届けすることができました。今後も、当社グループは中長期的な視点を持ちながら、ADCに続く遺伝子治療、核酸医薬、細胞治療など、新たなモダリティや技術を用いて革新的な医薬品を継続的に創出することで、現在および将来のアンメット・メディカルニーズに応え続けてまいります。
研究開発戦略と取り組み

こうした当社の活動に対する様々なステークホルダーや社会からの期待と、中長期的な企業価値向上に影響を及ぼす重要度の両面から、「革新的医薬品の創出」をはじめとする事業に関わるマテリアリティと、「ガバナンス」「環境経営」など事業基盤に関わるマテリアリティを特定しています。
マテリアリティ

また、現在、2021年度から2025年度までの5年間を対象期間とし、第5期中計を策定しています。2025年ビジョンを如何に実現するか、Beyond 2025に向けどのような打ち手を打っていくのか、2021年3月から4月にかけてステークホルダーの皆さまにお示ししたいと考えています。

そして今、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)が世界中で猛威を振るっています。当社グループは製薬企業としての使命を果たすべく、社員・関係者の感染防止と医療現場への負荷軽減に努めながら、医薬品の安定供給や、革新的な医薬品の研究開発を継続しています。
加えて、サイエンス&テクノロジーの強みとワクチン事業基盤を持つ製薬企業として、社会的に急務となっているCOVID-19のワクチンおよび治療薬の研究開発も進めています。さらに、COVID-19と季節性インフルエンザの同時流行によるツインデミックへの懸念が高まっているため、インフルエンザワクチンの増産・供給にも対応しています。
新型コロナウィルス感染症対策への取り組み

私たちの最大の強みは、最先端のサイエンス&テクノロジーを駆使した新薬創りと、それを支える人材です。その強みを活かして、まずは患者さん、ひいては社会全体、そして未来に貢献したいと考えています。これからも、当社グループの社員の総力を結集して、私たちの企業理念の実現を目指していきます。
私たちの強み

本ウェブサイトを通じて、私たちがどのように社会課題の解決に取り組んでいるのか、どのような価値の提供を目指しているのかを、ステークホルダーの皆さまにご理解いただけますと幸いです。

 

 

 

代表取締役社長 兼 CEO

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