当社は、取締役会評価を、取締役会および取締役自らの現状評価と課題認識のために活用し、継続的に取締役会の機能・実効性の向上に努めております。
毎年度、取締役会評価を実施し、本評価から抽出された課題に対する改善施策に取り組み、次年度の取締役会評価において、現状評価および前年度からの改善状況を確認しております。2021年度は、当社として初めて第三者機関による取締役会評価を実施しました。

2021年度 取締役会評価・実施方法

全ての取締役・監査役を対象にアンケートおよび第三者機関によるインタビューを実施し、それらの分析・評価結果について第三者機関から報告を受けております。
取締役会において、第三者機関による分析・評価内容、前年度からの改善状況、取締役会の機能・実効性向上に繋がる課題・改善点、改善施策について議論しました。

アンケートの実施方法

当社は、取締役会全体の実効性に係わる評価内容・項目として、コーポレートガバナンス・コード 基本原則4[取締役会の役割・責務]に付随する原則・補充原則を参考に、取締役会全体の評価に取締役自らを評価する項目も含めた評価項目を定め、2021年度は、第三者機関からのアドバイスも踏まえ、評価項目を追加し、アンケートを実施しました。

アンケートの評価項目の大項目は以下の通りです。

  1. (1) 取締役会の役割・責務
  2. (2) 取締役会の運営
  3. (3) 取締役会の構成
  4. (4) 指名委員会・報酬委員会の機能
  5. (5) 取締役会の実効性に関する課題・改善点
  6. (6) 前年度 取締役会評価において認識された課題解決・改善施策

インタビューの実施方法

2021年度は、各取締役・監査役が回答したアンケート内容を踏まえ、第三者機関による匿名性を担保した個人別インタビューを実施しました。

2021年度 取締役会評価 結果

2021年度 取締役会評価において、第三者評価機関より、当社取締役会は、取締役会の役割、責務、運営および構成の面、ならびに取締役会の諮問機関である指名委員会、報酬委員会が適切に機能しており、取締役会全体の実効性が確保され、高いレベルで機能しているとの評価結果が報告されています。

また、前年度の評価において更なる改善課題とされた下記(1)から(4)について、以下の通り取り組み、改善が進んでいることを確認しております。

(1) 当社に最適なコーポレートガバナンスを目指した取り組みの強化
  • 第三者機関による取締役会評価を実施し、取締役会の更なる実効性向上に向けた分析・評価、課題抽出、改善施策の検討を行った。
  • 当社に最適な取締役会構成について、指名委員会を中心に、スキルマトリックス、役員人材要件定義、改訂コーポレートガバナンス・コードも踏まえ議論を行った。
(2) がん事業・海外事業への取締役会の監督機能の強化
  • がん事業・海外事業、グローバル経営に係わる議案の審議、報告を行った。
(3) 取締役会における議論の更なる充実
  • リスクマネジメント、事業投資、コンプライアンス活動等に関して、十分な議論のために必要な情報を整理し、資料、説明内容に繋げた。
(4) 社外役員の理解促進に繋がる情報提供の更なる充実
  • 複数の案件について、取締役会以外の場での議論の機会を設けた。
  • 毎回、取締役会議案について社外役員へ事前説明を実施した。また、社外役員が経営会議へオブザーバー参加した。

2022年度 重点施策

2021年度の評価を踏まえ、2022年度取締役会において以下の重点施策に取り組み、当社取締役会の機能・実効性の確保・向上に努めてまいります。

(1) 取締役会における重点テーマの議論の充実
  • 長期戦略(DX、ESG含む)、グローバル化等
(2) 取締役会の監督機能の運営面での強化
  • 従前に引き続き、取締役会以外の場も含む、議論の機会を設定
(3) 取締役会構成の最適化に向けた検討
  • 取締役会メンバー構成、選任プロセス等

なお、当社は今後も毎年度、取締役会評価を実施し、第三者機関による評価についても定期的に実施する予定です。

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