当社は、取締役会評価を、取締役会および取締役自らの現状評価と課題認識のために活用し、継続的に取締役会の機能・実効性の向上に努めております。
取締役会全体の実効性に係わる評価内容・項目として、コーポレートガバナンス・コード 基本原則4[取締役会の役割・責務]に付随する原則・補充原則を参考に、取締役会全体の評価に、取締役自らを評価する項目も含めた評価項目を定めております。毎年度、取締役会評価を実施し、本評価から抽出された課題に対する改善施策に取り組み、次年度の取締役会評価において、現状評価および前年度からの改善状況を確認しております。
全ての取締役・監査役が、評語選択および自由記述による自己評価を実施し、それらの分析・内容を取締役会へ報告しております。今回実施した自己評価においても、評語選択および自由記述により忌憚のない意見が相当数出ており、これらを踏まえ取締役会の機能・実効性向上に繋がる課題および改善点を抽出しております。
2025年度 取締役会評価 結果
2025 年度 取締役会評価において、当社取締役会は、取締役会の役割、責務、運営および構成の面、ならびに、取締役会の諮問機関である指名委員会、報酬委員会が適切に機能しており、取締役会全体の実効性が確保されているとの評価結果が出ております。
また、前年度の評価において更なる改善課題とされた下記(1)から(3)について、以下の通り取り組み、改善が進んでいることを確認しております。
(1) 取締役会の監督機能の更なる強化に向けた重点テーマについての議論の充実
- 取締役会、取締役・監査役意見交換会、取締役・監査役説明会等において、中期経営計画、事業戦略、グローバル化、リスクマネジメント等について、重点的に議論した。
(2) 取締役会の意思決定機能および監督機能の更なる強化に向けた運営面での改善
- 従前に引き続き、取締役会以外の場(取締役・監査役意見交換会、取締役・監査役説明会、社外役員説明会、社外役員会合)も含めた議論の機会を設定した。加えて、取締役・監査役対話会を開催し、執行側と議論し、第6期中期経営計画の策定に繋げた。
- 取締役会 報告事項について見直しを行い、取締役会における議論の時間を生み出し、議論の充実を図った。
(3) 取締役会構成の最適化に向けた更なる検討
- 2025 年6月開催の定時株主総会の決議により、当社初の女性の社内取締役、外国籍の社内取締役が就任した。また、社外取締役としてグローバルM&Aアドバイザリー企業の創業者・経営者、投資ファンド運用会社の創業者・経営者が就任した。
- 取締役会において、外国籍の社内取締役候補者を選定した。
2026年度 重点施策
2025 年度 取締役会評価において、前年度の評価における更なる改善課題について改善が進んでいることを確認したものの、「取締役会の意思決定機能および監督機能の更なる強化」、「取締役会のモニタリング、リスクマネジメント機能の更なる強化」、「取締役会における議論の更なる充実・深化に向けた取締役会運営」について、継続して改善を重ねる必要性が挙げられております。取締役会の更なる機能・実効性の向上に向けて、2026年度取締役会において、以下の重点施策に取り組んでまいります。
- (1) 取締役会の意思決定機能および監督機能の更なる強化
- (2) 取締役会のモニタリング、リスクマネジメント機能の更なる強化
- (3) 取締役会における議論の更なる充実・深化に向けた取締役会運営
- (4) 当社に適した機関設計の継続的な検討
なお、当社は今後も毎年度、取締役会評価を実施し、第三者機関による評価についても定期的に実施する予定です。
参考:取締役会評価 実施方法
当社は、取締役会全体の実効性に係わる評価内容・項目として、コーポレートガバナンス・コード 基本原則4[取締役会の役割・責務]に付随する原則・補充原則を参考に、取締役会全体の評価に、取締役自らを評価する項目も含めた評価項目を定めております。
評価項目の大項目は以下の通りです。
- (1) 取締役会の役割・責務
- (2) 取締役会の運営
- (3) 取締役会の構成
- (4) 指名委員会・報酬委員会の機能
- (5) 取締役会の実効性に関する課題・改善点
- (6) 前年度 取締役会評価において認識された課題解決・改善施策
- (7) コーポレートガバナンス全般