重点領域

新薬の研究開発には10年以上の歳月と膨大な先行投資が必要であり、期待する成果を獲得するためには、限られた資源を適切なターゲット領域に向け集中投下しなければなりません。
第一三共は、これまで高血圧、感染症、脂質異常症の領域で確固たる実績を上げてきました。それらの品目は今後もライフサイクルマネジメントとして注力してまいります。また、後期開発ではプラスグレルのACS-MMやエドキサバンなど血栓症領域を中心に、経営資源の重点投資を行っています。

研究開発の重点疾患領域

ディスカバリーの重点領域の絞り込み

第1期中期経営計画(2007-09)において、第一三共は、「血栓症」、「癌」、「糖尿病」、「自己免疫疾患/関節リウマチ」をディスカバリーから開発まで一貫した研究開発の重点疾患領域と設定しました。この期間の成果としては、大型化を期待しているエドキサバンのグローバル試験の開始などがあげられます。
医療の進歩は目覚しいものの、いまだ克服されてない未充足な医療ニーズは存在します。2015年ビジョン Global Pharma Innovatorの実現に向けて、今迄培った基盤の上に、この未充足医療ニーズの高い領域で更なる研究競争力を構築するために「癌」と「循環代謝」をディスカバリー段階の重点領域として設定し、経営資源を重点的に配分してまいります。また、2015年以降も見据えての中長期的な取り組みとしては、新たなアプローチでチャレンジする「新規カテゴリー」を設定しました。新規カテゴリーでは、従来の疾患領域の枠組みに必ずしもとらわれず、病態メカニズムに関する先端の知見に基づいて創薬研究のフォーカスを設定し、残された未充足ニーズにファーストインクラスの治療薬を提供していくことを目指します。