デノスマブ(AMG 162)

アムジェン社から導入の抗体医薬

デノスマブは、米国アムジェン社にて、骨粗鬆症、がんの骨移転、がん薬物治療による骨量減少、関節リウマチによる関節破壊など、さまざまな骨関連疾患の治療や予防を目的に開発中の薬剤で、複数の分野でファーストインクラスの製品となる可能性を持っています。
第一三共は、デノスマブについてアムジェン社とライセンス契約を結び、日本国内での開発・販売を行う独占的権利を得ました。

骨は生涯を通じて、弾力や固さを失った古い骨が分解される骨吸収と、新しく骨がつくられる骨形成が繰り返されており、そのバランスで骨量が決まります。骨粗鬆症の治療では、骨形成を促進する薬剤か、骨吸収を抑制する薬剤かを、使用するのが一般的です。
デノスマブは、通常の生理的な骨吸収のメカニズムや骨代謝調整において非常に重要な役割を果たしているRANK-RANKL系のRANKLに特異的に結合する完全ヒト型モノクローナル抗体で、骨吸収を抑制するメカニズムを持ちます。

日本では「骨粗鬆症」「がんの骨転移」で開発中

日本では、2010年8月に癌骨転移による骨病変に対する国内製造販売承認申請を行いました。また、今回の申請に加え、骨粗鬆症の治療薬としても国内第III相臨床試験を実施しております。