トップメッセージ
株主・投資家の皆様には、当社の経営にご理解ご支援を賜り誠にありがとうございます。
皆様もご承知のように、今、日本を含む先進国市場においては、高齢化の進展と経済成長の鈍化が同時に進行しております。これらは医療財政を圧迫する要因となるため、結果として、各国で医療費・薬剤費の抑制傾向はますます強まっています。
一方、医薬品の安全性や有効性を判定する基準が世界的に厳格化し、新薬を生み出すためのハードルは高くなっております。
このような事業環境の変化を見据え、第一三共は基幹事業のさらなる強化と将来を支える事業の育成・成長に向けて、さまざまな取り組みを進めております。
事業経営の方向性
1. イノベーティブ医薬品(新薬)事業の強化・拡大
2. エスタブリッシュト医薬品(後発医薬品等)、ワクチン、OTC事業の基盤拡充
投資回収期間の長いイノベーティブ医薬品事業を発展させるためには、売上拡大と収益性の向上によって、投下資金の回収と研究開発等の原資確保を図ることが不可欠です。
その実現に向けて、現在、当社グループでは、既存製品の価値最大化(適応症拡大等のライフ・サイクル・マネジメント)はもちろん、成長著しい新興国市場(特にインド、中国)における取り組みも強化しております。加えて、持続的な企業成長のため、研究開発領域の集中と強化を通じたパイプラインの充実にも注力しております。
また、後者の各事業は、現在、基盤拡充の段階にあり、長期的に当社業績への貢献を期待しております。
2011年度は、第2期中期経営計画の2年目に当たります。当社グループは2012年度の計数目標を重要かつ必達の通過点としてとらえるとともに、さらに長期的な成長を実現させるための取り組みも強化し、企業理念である「革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応える医薬品の提供」を続けてまいります。
皆様には第一三共の挑戦にご期待いただき、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。












