腎臓病と上手につきあう
治療(2)くすり
- 誰でも知っておきたい腎臓病
- 腎臓病と上手につきあう
くすりによる治療法
生活習慣の改善や食事療法とともに大切なのが、くすりの服用を続けることです。くすりを飲むことで症状を抑えたり、病気の原因を取り除いたりすることができます。腎臓病では、
- 「腎臓の炎症を抑えるくすり」
- 「腎臓の負担になる高血圧を下げるくすり」
- 「むくみを解消するくすり」が用いられ、
- 生活習慣病を同時に抱える患者さんには、「糖尿病や脂質異常症などの治療薬」が併用されます。
主なくすりの種類
- 腎臓の炎症を抑えるくすりとして、おもにステロイド薬などが処方されます。
- 高血圧を下げ、腎臓を保護する作用のあるACE阻害薬やAⅡ受容体拮抗薬などの降圧薬が多く選択されます。
- むくみなどの症状があると、尿の排泄を活発にしてむくみを解消するために利尿薬などが処方されます。
- 血糖をコントロールするためにスルホニル尿素薬やα-グルコシターゼ阻害薬などが用いられます。
- コレステロール値や中性脂肪値を下げるために、HMG-CoA還元酵素阻害薬などの治療薬が処方されます。
そのほかにもさまざまなくすりがあります。主治医が症状に応じてくすりを選択し、必要なくすりが処方されます。詳しくは医師や薬剤師さんにお尋ねください。
処方されたくすりは、勝手に服用をやめないこと。

くすりは注意を守ってきちんと服用しましょう。
医師から処方されるくすりを効果的に服用するためには、そのくすりを服用する意味を十分理解したうえで、処方箋に記載された「用法・用量・注意事項」などをきちんと守り服用することが大切です。また自己判断で服用を中止しないようにしましょう。そして複数の病院や薬局からくすりをもらうときは現在服用しているくすりを必ず提示するようにしましょう。併用などによる相互作用を防ぐことができます。
- 用語解説
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- 相互作用: くすりを2種類以上同時に服用すると、その組み合わせによっては作用が強く出たり、逆に効果がなくなったりすること。すべてのくすりに起こるわけではありませんが、注意が必要です。


















