生活習慣病予防のための運動実践編
高血圧には散歩とストレッチ

ウォーキング、筋トレ、ストレッチは、もちろん、生活習慣病の予防・改善への効果も期待できます。 その目的に応じてカスタマイズした「秘訣」があるのです!

高血圧には散歩とストレッチ

高血圧の方は、血圧の急上昇を避けるため、運動の際にもひと呼吸おいてゆっくり動くことを心がけてください。信号を渡るときや、荷物を持ち上げるときにも同様です。全力の50%と75%では50%の方が血圧低下に効果があるという実験結果も。そのためウォーキングも腕を大きく振らず、歩幅も通常より10cm程度狭めで、平らな道をブラブラと散歩する程度に抑えると徐々に血圧が下がってきます。寒い日には、防寒に努めるか、暖かい部屋でのその場歩きがおすすめです。心のリラックスにストレッチも良いでしょう。運動は、3カ月は続けてみてください。ただし、ウォーキングではマイペースを保つため、できれば1人で歩きましょう。また、ダッシュ・坂道のウォーキング・高負荷の筋トレ・重い荷物の持ち運び・きつめの服なども症状を悪化させる原因になりかねないので、避けてください。たとえばゴルフクラブを一振りするだけでも、筋肉を強く収縮させて末梢にある血管が圧迫され、血圧が急上昇してしまうものなのです。とにかく、自分にとって楽だと感じる程度の運動を心がけましょう。

(本文監修:中京大学体育学部体育学部長・教授 湯浅 景元先生)

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